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【女子ゴルフ】日韓女王対決に割り込むのは誰か!? 佐久間朱莉、森田遥、河本結が大逆転を狙う
国内女子プロゴルフの公式競技初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」3日目は韓国の女王、イ・イェウォンが単独首位。3打差の通算7アンダー2位に日本の女王・山下美夢有(やました・みゆう)がつけ、通算6アンダーで3位タイの森田遥、佐久間朱莉、通算5アンダーで5位タイの河本結らが続いている。
「全然焦らずにできたところは成長した部分」と佐久間朱莉
◆国内女子プロゴルフ<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月2~5日 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 6665ヤード・パー72>
国内女子プロゴルフの公式競技初戦「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」3日目。首位のイ・イェウォンに続く単独2位の山下美夢有以外に、トップ5に残った日本選手が3人いる。通算6アンダーで3位タイの森田遥、佐久間朱莉、通算5アンダーで5位タイの河本結だ。首位との差はそれぞれ4打と5打だが、虎視眈々と逆転優勝を狙う。
首位と1打差の通算5アンダー、2位タイでスタートしたが、3位タイに順位を下げた佐久間。通算6アンダーとスコアを1つ伸ばしたものの、首位との差は4打に広がった。「昨日よりも今日の方がスコアは伸びると思っていましたが、チャンスが少なかったですね」と振り返る。
むしろ、ピンチの方が多かったらしいが、とにかく耐えるゴルフを徹底してスコアを落とさないように回っていたという。ところが、最終18番パー5でアプローチを寄せ切れずにボギーを叩く。「いい流れを切らさなかったのに、最後のボギーで一気に台無しになった感じです」と悔しさを隠さない。
だが、同組で回ったイ・イェウォンが気持ちよくスコアを5つ伸ばす姿を目の当たりにしながらも、自分のペースを崩すことはなかった。「以前だったらヤバイ、ヤバイと思っていたかもしれませんが、全然焦らずにできたところは成長した部分だと思います」。今季は2試合ほど、あと一歩のところで優勝を逃した佐久間だが、敗れた試合でしっかり得たものはあった。
「明日は最終組の1組前でプレーしますが、その方がいいですし、自分のゴルフをしていいスコアで回りたいですね」。まだまだファイティングポーズを解くつもりはない。
メジャー初優勝を狙う森田と河本
佐久間同様、耐えるゴルフを演じていたのが森田だ。前半の9ホールを全てパーで終えると、後半の12番、15番で2つのバーディーを奪った以外は、すべてパーで終えた。「ボギーを叩きそうなときは、開き直ってパーパットを打ったり、やるべき1打に集中したことでパーセーブできたかなと思います」と、ボギーフリーのゴルフを振り返った。
今季は3パット率が0.7092で1位だが、今大会の高速グリーンでも3パットは一度もないだけに、いざというときの集中力の高さは相当だといえる。昨年は6年ぶりにツアー優勝を飾っているが、公式競技では未勝利の森田。「セッティングが一番難しく、自分との戦いだと思っています」。最終日は新たな自分を見つけるためにもチャレンジスピリットを発揮したいところだ。
また、5打差ながら通算5アンダーで5位タイにいる河本結も、虎視眈々と上位を狙う。「今日は、ピンに寄せたいという欲を捨て、とにかく真っすぐなラインが残るようにグリーンを狙いました」。16番でボギーを叩いたものの、思惑どおりのゴルフを展開し、4つのバーディーを奪ったのは大きな収穫だ。
弟の力(りき)も今週開催中の中日クラウンズで首位と3打差の5位タイという好位置につけている。きょうだいで逆転Vを狙いにいくつもりだ。
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