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- 米女子開幕戦でツアールーキー竹田麗央が4位タイと躍動! 笹生優花、古江彩佳も上々のスタート
米女子(LPGA)ツアーの2025年初戦「ヒルトングランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」(以下TOC)が開幕。日本勢は古江彩佳(ふるえ・あやか)、笹生優花(さそう・ゆうか)、竹田麗央(たけだ・りお)の3選手が出場している。
32名のみ出場のエリートフィールド
◆米国女子プロゴルフ
ヒルトングランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ 1月30日~2月2日 レイクノナG&CC(フロリダ州) 6624ヤード・パー72
竹田麗央が米ツアーデビュー戦で4位タイと好発進。笹生優花も同じく4位タイ、古江彩佳は14位タイだが、首位が走って混戦模様とあって首位とは6打差と悪くないスタートを切った。

米女子(LPGA)ツアーの2025年は、現地時間30日からの「ヒルトングランドバケーションズ・トーナメント・オブ・チャンピオンズ」で開幕。フロリダ州のレイクノナG&CCを舞台に行われる大会は、過去2年間のツアー優勝者だけが出場を許されている。竹田は、昨年の同ツアーアジアシリーズの1戦「TOTOジャパンクラシック」で優勝して2年間の出場権を獲得したため、ツアーメンバーとしてのデビューがこの大会になった。
出場選手は32人。主にアマチュアのセレブリティーとともにプレーするスタイルの72ホールは、予選落ちなしでの実力者対決だ。その中で竹田は昨年日本で8勝した年間女王らしい堂々としたプレーを披露した。
3番でボギーが先に来たものの、6番で左から5メートルを沈めてバーディー奪取。チャンスをはずしても淡々とプレーを続けた。パー5の11番では3打目でピン奥から傾斜で1メートル強に寄せて2つ目のバーディー。その後も2バーディー、1ボギーで2アンダーにスコアをまとめた。首位のキム・アリム(韓)とは5打差ながら、4位タイと優勝も狙える位置で滑り出した。
全米女子オープン2勝の笹生優花は、13番まで1バーディー、3ボギーと苦戦していたが、14番から怒涛の4連続バーディー。竹田と同じ4位タイに浮上した。
昨年、メジャー初優勝を飾り、平均ストロークNo.1のベアトロフィーも獲得した古江彩佳は、10番からスタートしていきなり5メートルのロングパットを沈める幸先のいいスタート。12番でも6メートルのバーディーを奪ったが、珍しくショットがピンに寄っていかないシーンも目立ち、前半は1アンダー。後半も1バーディー、1ボギーとスコアを伸ばしきれなかったが、1アンダーでプレーを終えた。
「良くも悪くもなくという感じだったかな。バーディーは取れているけど、もったいないボギーも多い。(2日目からは)そこを注意しながらノーボギー目指して頑張りたいです」と、淡々と自分のペースを貫くスタンスは昨年と変わらない。
ツアー初優勝がスコットランド(2022年トラストゴルフ・スコティッシュ女子オープン)、2勝目のメジャーがフランス(アムンディ・エビアン選手権)と、これまでの2勝はいずれも欧州の試合だった。未勝利の米国での勝利も今年の目標の一つに掲げている。初日を終えて首位のキムとは6打差あるが、3アンダーの2位との差はわずかに2打。竹田、笹生らの2アンダー4位に10人がひしめく混戦模様の中、初戦から逆転で米国内での初勝利がかなえば最高だ。
今年は総勢13人の日本勢がプレーする米女子ツアー。まずは先陣を切った3人のプレーに注目だ。
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