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米ゴルフ界は用具の話題で持ち切り! マキロイの大幅入れ替え “ラームのチーム”がキャロウェイと契約…一方デシャンボーは?
「アーノルド・パーマー招待」では、ローリー・マキロイがゴルフバッグの中身を大幅に替えたことが大きな話題になった。一方、リブゴルフではジョン・ラームが率いるチームがキャロウェイと契約を結んだ。
できる限り多くのウェッジを持ち込んで打ちまくる
とはいえ、リブゴルフ選手であっても、ただ一人、ユニークな動きを続けているのは、昔も今も「マッド・サイエンティスト(狂った科学者)」と呼ばれているデシャンボーだ。
英ゴルフマンスリーによると、先週の香港戦の際、デシャンボーは突然ボールを替えて戦っていたとのこと。
これまではタイトリスト「プロV1xレフトダッシュ」を使っていたが、香港戦では別のボールを使用。しかし「ウェッジでスピンがかかり過ぎる」と語り、満足は得られなかった様子である。
その「別のボール」が、どこのメーカーの何というボールだったかは明かさないところがデシャンボーらしいが、悪いのは自分ではなくボールだと主張するところも、実に彼らしい。
「僕のスイングには何の問題もない。とてもいい動きができている」
問題はボールなのだと考えるデシャンボーは、当面、相性の合う新たなボール探しに追われそうである。
さらにデシャンボーは「スコアを損なっているのは、すべてウェッジゲームだ」と語り、ボール探しとともに、そのボールに合うウェッジも探す必要性を感じている。
「練習場にできる限り多くのウェッジを持ち込んで打ちまくる。ドライバーではなく、ウェッジだ。何かいいことが起こりそうだ」
デシャンボーだけは、いつどんなふうに用具チェンジを行なうかが、まったく予測不能である。
文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。
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