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- 小祝さくらは地元での今季初優勝へエンジン全開「北海道の大会は特別な感じ」
国内女子ツアー第17戦「ミネベアミツミ レディス」。2023年大会覇者で地元・北海道出身の小祝さくら(こいわい・さくら)が開幕前日に取材に応じた。
「汗の量とかもだいぶ違います」
◆国内女子プロゴルフ 第17戦
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 7月10~13日 真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道) 6688ヤード・パー72
小祝さくらは同コースで開催された2023年大会で優勝した。最終日を2打差の単独首位からスタートして「71」でプレー。通算12アンダーで逃げ切ってツアー9勝目を挙げた。北海道北広島市出身。悲願の地元での初優勝だった。

開幕前日に取材に応じ「(8月24日からは)所属のニトリの試合だったり、地元大会ということで、北海道の大会は特別な感じはあります。でも今年はまだ優勝もできていないので、地元で優勝目指して頑張りたいなと思います」と話した。
ツアー11勝の27歳も、今季はトップ10に9回入りながら優勝カップには手が届いていない。予選落ちは開幕戦の一度だけで年間レースでは4位につけている。ちなみに年間レーストップ10で優勝していない選手には、小祝と、6位の河本結、8位の菅楓華がいる。
「ラフの長さも優勝した時とは違うんですが、あの時はラフがすごく長くて、あまりビッグスコアも出ていなかったので。去年とかはスコアが出ていましたし、今年もラフが少し短かったりするんですが、北海道特有のラフというか、重たいので、ラフにいってしまうと難しいかなと思います」とコースの印象を語った。
洋芝のラフは「ショットはまだいいんですが、アプローチがけっこう難しいです。場所にもよりますが、ばっさり綺麗にカットされているので、それがまた難しい」という。
ツアーが北海道に上陸するのは今季初。「先週(神奈川県)に比べたらプレーしやすいですし、汗の量とかもだいぶ違います」と、久しぶりの地元に笑顔を見せる。大勢の地元ファンの前での今季初優勝へエンジンは全開だ。
小祝 さくら(こいわい・さくら)
1998年4月15日生まれ、北海道北広島市出身。身長158cm、血液型A型。8歳でゴルフを開始し、アマチュア時代には「北海道女子アマ」や「全国高校ゴルフ選手権」などで優勝。2017年のプロテストに一発合格し、LPGA89期生としてプロデビューした。2019年「サマンサタバサガールズコレクション」で初優勝を飾り、以降着実に勝利を重ね、2024年時点で通算11勝を達成している。安定したショットと冷静なメンタル、そして自然体な人柄でファンからも愛されている。趣味は音楽ライブ観賞や野球観戦。
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