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女子ゴルフ北海道決戦で魅せた22歳プロの鮮やか“チップイン” 放送席も「当たってよかった…」とその結末にひと安心
国内女子ツアー「ミネベアミツミ レディス」2日目。悲願のツアー初勝利を狙う仁井優花(にい・ゆうか)が17番パー3で“チップインバーディー”を決めた。
「これは素晴らしい一打になりました」
◆国内女子プロゴルフ 第17戦
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 7月10~13日 真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道) 6688ヤード・パー72
国内女子ツアー第17戦の大会2日目。
悲願のツアー初勝利を狙う仁井優花が“スーパーショット”を披露し、ギャラリーを沸かせた。

初日を終えて3オーバーの105位タイと大きく出遅れた仁井。巻き返しを狙う2日目は1番で幸先よくバーディーを奪うも、直後の2番でボギー。5番で再びバーディーを決めると、7番でもバーディーを奪取。スコアを2つ伸ばして前半を折り返した。
一転して後半は我慢のゴルフが続き、粘り強くパーを並べて迎えた17番パー3。ここで“会心の一打”が飛び出した。
ティーショットでグリーンを捉えられず、ラフからのアプローチとなった第2打。やや強めに入ったボールは手前から転がってカップへ向かうと、勢いそのままに「ガシャン!」とピンに当たる大きな音を響かせてカップイン。オーバーもよぎった強い当たりの一打だったものの、ラインを正確に読み切って鮮やかな“チップインバーディー”を奪った。
この一打を放送席で見届けた実況は、カップインの瞬間に「おーーーっと当たって入ったーーー!!!!」「これは素晴らしい一打になりました」と絶叫。さらに解説を務めた茂木宏美も「ナイスバーディーですね」「(ピンに)当たってよかったです……本人もちょっと強く入りすぎたと思っていたと思う」とコメントを添えてこの場面を振り返った。
その後、最終18番をパーで締めくくった仁井は、2日目を4バーディー、1ボギーの「69」でプレーして通算イーブンパーでホールアウト。苦戦した初日からスコアを3つ戻すラウンドとなった。
仁井 優花(にい・ゆうか)
2002年10月8日生まれ、大阪府出身。21年にプロテストを合格。22年のQTファイナルで16位に入り、翌年の前半戦出場権を獲得。23年には「樋口久子 三菱電機クラシック」で2位タイ、「パナソニックオープン」で4位タイなど安定した成績を残し、メルセデス・ランキング27位で自身初のシード権を獲得した。
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