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内田ことこがツアー通算123試合目で涙の初優勝! 地元で6打差圧勝… 岩井ツインズらと同世代の22歳は何を語った?
優勝経験のない選手同士の優勝争いを、地元北海道出身の内田ことこ(うちだ・ことこ)が制した。6打差圧勝で、初日から首位に立つ完全優勝だ。
「シード3年目でやっぱり優勝したいという気持ち」
◆国内女子プロゴルフ 第17戦
ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 7月10~13日 真駒内カントリークラブ 空沼コース(北海道) 6688ヤード・パー72
優勝経験のない選手同士の優勝争いを、地元北海道出身の内田ことこが制した。6打差圧勝で、初日から首位に立つ完全優勝だ。

「初日からいいスコアで回れて、意識しながら4日間回ったんですけど、地元で初優勝できてうれしいです」と歓喜。最終18番もバーディーで締めて、勝利の美酒に酔った。
2位に2打差の単独首位で迎えた最終日。内田は1番からいきなりグリーン左奥に外すピンチに見舞われた。しかし、ラフから「パーで上がれればいいかなと思っていた」という15ヤードのアプローチをチップイン。バーディー発進でピンチを一転させた。
「(バーディー発進で)楽には全然なってなかったけど、よかったなというのはありました」と落ち着いてプレー。フロントナインは3バーディー、1ボギー。バックナインは3バーディー、2ボギー。
「4日間、ショットは安定していて、初日、2日目とスコアを伸ばせたのも大きいですし、今日グリーンが硬くなって難しかったですけど、その中でもチャンスにつけてパターも昨日から修正してできたので良かったです」と満面の笑みを浮かべる。
2021年プロ合格。2002年生まれの22歳は、米ツアーで戦う岩井ツインズ、今季絶好調の佐久間朱莉らと同世代だ。ツアー通算123試合目のうれしい初優勝。
「シード3年目でやっぱり優勝したいという気持ちでやっていたので、優勝できてすごくうれしいです。本当にいつも応援して下さる皆様の前で優勝できてうれしいです」と、地元での初優勝というダブルでの喜びをあふれさせた。
同世代の活躍については「比べたりはあまりないですけど、勝ちたいと思っていましたけどあまり現実味がないというか、勝てるのかなという感じでずっとやっていました」と、正直な気持ちを吐露。
プロ入り5年目ということについても「そんなに長い感覚はなくて、もう5年かという方が大きくて。今年はたくさん優勝争いをすることを目標にやっていたので、こんなに早く勝てるとは、という感じです」と無欲の勝利だった。
北海道南幌町出身。今大会会場の真駒内CC空沼コースとはそう遠くない。応援に駆け付けた家族や友人らの前で、最高のプレーを見せて、最後まで笑顔だった。
2位には泉田琴菜、山城奈々、中村果乃。今季3勝でメルセデスランキング首位をひた走る佐久間、北海道出身の実力者、小祝さくらはいずれも通算6アンダー7位タイに終わっている。
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