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静寂に包まれた女子ゴルフ会場内に響き渡る「やったー! ありがとー!」 カップイン直後の無観客ならではの“現象”が話題に
国内女子ツアー「明治安田レディス」の第1ラウンド。ツアー通算6勝の笠りつ子(りゅう・りつこ)が鮮やかな“バーディーパット”を沈めた。
「笠りつ子の喜びの声が響く」
◆国内女子プロゴルフ 第18戦
明治安田レディス 7月18~20日 仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県) 6642ヤード・パー72
国内女子ツアーの今季第18戦は第1ラウンドが終了。ツアー通算6勝の笠りつ子が“ロングパット”を沈めると、静寂に包まれた会場に喜びの声が響き渡った。

本戦開幕前日の16日にコース内でクマの目撃情報があった影響により、54ホールの短縮競技で無観客開催となった今大会。
早朝にはクマ避けのために爆竹を鳴らすなど、安全対策を施して始まった18日の第1ラウンド。笠はスタートからパーを並べて5番パー4で最初のバーディーを奪い、そのまま前半を折り返す。
後半も根気強くパーを重ねると、15番パー4でこの日2つ目のバーディー。続く16番をパーとして迎えた17番パー3。ここで“会心の一打”が飛び出す。
注目はピン奥からの長いバーディーパットとなった第2打。柔らかなタッチでストロークしたボールはラインに乗り、ドンピシャの距離感でそのままカップイン。ロングパットを沈める鮮やかなバーディーを奪い、「やったー! ありがとー!」と思わず喜びの声がもれた。
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は公式Xに「笠りつ子の喜びの声が響く」と実際の映像を公開。その映像には笠がカップインの瞬間に発した声が鮮明に記録されており、無観客開催の影響を感じさせる貴重な一幕となった。
その後、最終18番をパーで締めくくった笠は3バーディー、ノーボギーの「69」をマークし、首位と6打差の3アンダー・36位タイでホールアウト。安定感抜群のゴルフを武器に、4年ぶりの優勝へさらなる上位進出を目指す。
笠 りつ子(りゅう・りつこ)
1987年11月4日生まれ、熊本県出身。ゴルフ場を経営する父親の影響で9歳からゴルフを始める。幼少期は坂田塾で研鑽を積み2006年プロ入り。11年の「ニトリレディス」でツアー初優勝。21年「ヨネックスレディス」では5年ぶりの優勝を果たす。ツアー通算6勝。京セラ所属。
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