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- 仲村果乃は惜敗に涙 3日連続イーグルの快挙も「緊張感に慣れるには経験を積むしかない」
通算12アンダー首位タイからスタートした仲村果乃(なかむら・かの)は「70」でプレー。通算14アンダーとし、首位と1打差の2位タイでフィニッシュした。
「明治安田レディス」最終日
◆国内女子プロゴルフ 第18戦
明治安田レディス 7月18~20日 仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県) 6642ヤード・パー72
通算12アンダー首位タイからスタートした仲村果乃は、1イーグル、2バーディー、2ボギーの「70」でプレー。通算14アンダーとし、首位と1打差の2位タイでフィニッシュした。

「リーダーボードを見ながら、調子が良くない中でも自分なりに頑張ったと思います」。プレー後、涙をこらえ、感情を抑えながらも真摯に語る姿には、大きな悔しさと、しっかり戦い抜いた手応えがにじんでいた。
最終日最終組。序盤は緊張感もあったが、「キャディーさんと話していくうちに、だんだん緊張も緩んできて、楽しくプレーできました」と落ち着いた。
プレー中は「笑顔でプレーすること」を意識。「表情筋が硬くなると良くない」と、心と体のバランスを保つことにも気を配った。
最終ホールでは長いパーパットを沈め、成長を実感したという。「最後のパットはけっこう長くて。でも沈められたので、そこは自分でも成長したと思える部分です」と手応えも口にした。
収穫と課題が入り混じる今大会。「緊張感に慣れるには経験を積むしかない。もっと最終組で回る回数を増やしたい」と、さらなる飛躍を誓った。
9番パー4では圧巻のイーグルを奪取した。「ピン方向に飛んで、いい感じだなと思っていたら入ってくれました。ラッキーでした」と笑顔で振り返った。
3日連続のイーグル達成はツアー史上5人目の快挙だが、「そうなんですか?全然知らなかったですけど、うれしいです」と驚いた様子だった。
惜しくも初優勝は逃したが、その表情には充実感がにじんでいた。着実に力をつけつつある若手のホープが、次なる舞台で再び優勝争いに名乗りを上げる日は、そう遠くない。(宮城県富谷市)
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