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- 悲願の初Vへ! ホステス・吉本ここね、好発進も直面する最終日の壁「意識しだすとどうしても力が…」
吉本ここね(よしもと・ここね)が初日首位発進も、決勝ラウンドは順位を意識し力む傾向にあることを吐露。伸び伸びプレーできる“精神面の安定”が課題だ。
前週はキャリアハイの6位フィニッシュ
◆国内女子プロゴルフ 第27戦
ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 9月26~28日 利府ゴルフ倶楽部(宮城県) 6590ヤード・パー72
ダンロップと用具契約を結ぶホステス・吉本ここねが、6バーディー、1ボギーの「67」をマークし、5人が並ぶ5アンダーで首位タイ発進を果たした。

2番パー5で2メートルのバーディーパットを沈めると、4番パー3では6メートルを決め、8番、9番でも連続バーディーを奪うなど、順調にスコアを伸ばした。しかし、最終18番パー5ではティーショットと2打目をラフに入れ、2メートルのパーパットを外して唯一のボギーを喫した。
ホールアウト後は「18番までは文句なしのいいゴルフでした。ラッキーも結構ありました」と振り返るとともに、最終日のメンタル面が課題だと語った。
「初日は比較的伸び伸びとプレーできるんですけど、順位やスコアを意識しだすとどうしても力が入ってしまう。特に最終日は、予選ラウンドとは違う心境になってしまうことが多いです」。過去の経験を踏まえ、最終日の精神的な乗り越え方が、今後の課題だと明かした。
一方で、ショット面では安定感が増しており、「悪い時も割り切って次に行く」との自己管理が奏功している様子。戦略通りにプレーできる手応えもあり、「ティーショットが最後以外はほぼフェアウェイに置けたので、自分の立てたプラン通りにできた」と前向きに語った。
ホステス大会としての思い入れも強く、「ずっとお世話になっているダンロップさんに結果で恩返ししたい」と初優勝への意欲はあるものの、「狙いにいくと力が入ってしまうので、良いスコアを出すことを優先する」と冷静な姿勢を見せた。
25歳、ツアー未勝利ながら、前週の「住友生命レディス東海クラシック」ではキャリアハイの6位フィニッシュを果たすなど、着実に成長を続ける。今後は最終日のメンタルをいかに乗り越えるかが、初優勝へのカギとなりそうだ。
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