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佐久間朱莉、ノーボギーの「66」で4位タイ浮上 ミンジー・リーら世界ランカーと回って感じた「ショットの精度」を糧に頂点へ
国内ツアー年間ランク1位の佐久間朱莉(さくま・しゅり)が、「TOTOジャパンクラシック」2日目にノーボギー「66」でプレーし、通算9アンダー4位タイに浮上。首位と2打差で折り返し、世界のトッププロから学んだショットの精度を糧に、年間5勝目へ意気込む。
ショットに課題も「運も味方に」
◆日米女子ツアー共催
TOTOジャパンクラシック 11月6~9日 瀬田GC 北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72
国内ツアー今季4勝で年間ランク1位の佐久間朱莉は、首位と4打差の3アンダー15位タイから出て、6バーディー、ノーボギーの「66」でプレー。首位との差を2打に縮め、通算9アンダー4位タイで折り返した。
スタートの1番パー5で、バンカーからの3打目を3メートルに寄せバーディーを先行。続く2番では、13ヤードの3打目を直接カップインさせ「強かったので、本当にラッキーだった」というチップインバーディーを奪う好スタートを切った。4番では105ヤードの2打目を2メートルにつけてさらに伸ばした。
後半も勢いは衰えず、13番パー5で2オンに成功しバーディー。14番では5メートルを沈め、16番パー5では3打目を1.5メートルにつけて3つのバーディーを奪った。この日のプレー全体について、「結果は良かった」と評価し、「特にノーボギーのプレーができたところは良かった」と手応えを語った。

スコアに繋がった一方で、佐久間はショットのフィーリングに課題を感じているという。「ショットのフィーリングがまだあまり良くなくて、ティーショットがちょっと右に行くショットが多かったので、そこを修正したい」とコメント。
特にヒヤリとしたのが17番パー4のティーショット。ここでは左に引っ掛けて木に当たったが、そこからボールが出てきて事なきを得た。打った瞬間は「やっちゃった」と思ったそうだが、「出てきてくれたのが見えたので、良かったなと思いました」と、運も味方につけた形となった。このピンチをパーでしのげたことが「大きかった」と語った。
世界のトッププロと回って感じた精度の差

前日、世界ランキング上位のミンジー・リー(豪)や山下美夢有と同組でラウンドした佐久間は、世界のトップレベルの「ショットの精度」を肌で感じたという。「(ミンジー・リーは)アドレスの向きだったりとかが、もう本当にブレが少ない選手」だと評した。
特に山下については、「私より後ろから打ってるのに、絶対私よりうちに入ってる」と感心し、「パッティングの距離の差なのかもしれないんですけど、その分やっぱりパターの精度も変わる」と、ちょっとの差が大きいことを実感したと明かした。

年間女王を目指す佐久間は、目標として「5勝したい」と語っており、今大会は年間5勝目がかかる。2日目を終えて優勝争いに絡む位置につけたが、「まだ明日もありますし、まだ後ろの組が伸びてくると思うので、特に意識はしないと思います」と気を引き締める。
今後のラウンドに向けて、「まずはしっかり明日、いいプレーをして、最終日にしっかり優勝争いできる位置に行きたいなと思います」と語り、目標達成に向けた意気込みを見せた。
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