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- 限りなく100%に近いフェアウェイキープ 堀琴音が精密ショットで浮上 賞金100万円ゲットなるか
「日本女子オープン」覇者・堀琴音(ほり・ことね)がノーボギー「67」で通算9アンダー・8位浮上。3日間でほぼ全ホールをフェアウェイキープし、賞金100万円の「ドライビングアキュラシー賞」へトップに立った。
5バーディー、ノーボギーの「67」で回った堀
◆日米女子ツアー共催
TOTOジャパンクラシック 11月6~9日 瀬田GC 北コース(滋賀県) 6616ヤード・パー72
「日本女子オープン」覇者の堀琴音が、この日も安定感抜群のプレーを見せた。
5バーディー、ノーボギーの「67」で回り、首位との差を6打に縮めて通算9アンダーの8位に浮上。初日の「71」で14ホール中12ホール、2日目の「69」で13ホール、そしてこの日は14ホールすべてでフェアウェイをとらえた。
1番パー5では3打目を2メートルにつけてバーディー発進。2番ではカラーから8メートルを沈めた。8番パー3では6メートルのバーディーパットを沈めて流れをつなぐと、16番パー5では75ヤードから1メートルにつけ、続く17番でも8メートルの下りを読み切って連続バーディーを奪った。

大会期間中のフェアウェイキープ率1位の選手には「ドライビングアキュラシー賞」として賞金100万円が贈られる(複数なら均等割)。堀は3日目のプレーを終えた時点で92.9%でトップに立つ。
ショットの精度について問われると、堀は「フェアウェイをキープすることは常に意識しています。力むと曲がってしまうので、そこだけ注意してます」と即答した。
今季はドライバーショットの安定感が数字にも表れている。その理由を尋ねられると、「今年はアドレスの向きに特に気をつけている」と明かす。
「フェースをしっかりターゲットに向けるのは難しいんです。疲れたりするとズレてくるので、近くの目標を見て構えるようにしています。全部は“アドレス次第”ですね」
プロアマ戦などで「どうしたら真っすぐ飛ぶの?」と聞かれることも多いという。「みんなに同じように答えます。『全てアドレスです』って」。
9月の「日本女子オープン」で念願のメジャータイトルを手にしてからも、その謙虚な姿勢は変わらない。
「気持ちはそんなに変わらないですけど、ギャラリーの方が『女子オープンおめでとうございます』って今でも声をかけてくださって、本当にうれしいです。やっぱりメジャーって特別なんだなって感じます」
最終日を前にトップ10入り。雨天が予想される翌日もやることは変わらない。「しっかりフェアウェイをキープして、距離が長くなっても調整してグリーンを狙う。自分のゴルフを貫くだけです」
限りなく100%に近いフェアウェイキープ率。精密機械のようなショットで、堀は大会を盛り上げる。
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