プロテスト合格組のトップは5位に入った永嶋花音
これまでの実績から、第1回リランキングまでのほとんどの試合に出場できる30位以内に入った選手たちは、ホッと胸をなでおろす姿が見られた。

まずは注目の横峯さくら。4バーディー、1ボギーの3アンダー69でプレーして通算イーブンパー。前日の42位タイから21位に浮上して一息ついた。
「パットに助けられた1日でした。状態はあまりよくなかったけど、気持ちを切らさずアンダーでまわれたのがよかったです」と、さすがのセルフマネジメントだった。
2007年賞金女王でツアー通算23勝の実力者。米ツアーでのプレー経験も長いが、優勝はまだできていない。それだけに、まだまだゴルフへの思いは強く、2月の第1子出産後もツアーに復帰してプレーを続けている。来季も序盤戦からのプレーが楽しみだ。
通算9アンダー1位は下川めぐみで、8アンダー2位は石川明日香。6アンダー3位に川岸史果が入っている。
今年のプロテスト合格組のトップは、この日2つスコアを伸ばして通算5アンダー5位に入った永嶋花音だ。11月のテストを9位タイで突破してQTに臨み、出場権をつかみ取った。
10月のスタンレーレディスでアマチュアながらプレーオフに進出して2位となった佐藤心結も、11月の合格組。通算3アンダー11位に入っている。
6月のテストでトップ合格した佐久間朱莉は、通算3アンダー14位。同期の桑木志帆(13位)上野菜々子(30位)とともに、ほぼ出場できる順位を獲得した。
シード落ち組では、安田祐香がイーブンパーの20位に入った。
「昨シーズンはケガの影響で10試合休んでしまい、結果としてシードを獲得できなかったです。なので、開幕までに強い体作りを中心に一生懸命頑張っていきたい」と、開幕に向けた意気込みを語った。
ほかにも福田真未が通算4アンダー8位、新垣比菜が通算1アンダー19位、葭葉ルミが通算イーブンパー25位で、シード復帰への第一歩を歩みだしている。