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- 笹生優花が米ツアー2週連続トップ10フィニッシュ!畑岡・古江はスコア落とす
米女子ツアー2戦目のゲインブリッジLPGA at ボカリオ最終日、笹生優花が首位に4打差4位タイでスタートし、昨年の全米女子オープン以来の米ツアー2勝目に挑んだが惜しくも3位で大会を終えた。
フロントナインの勢いが続いていれば…
シーズン初優勝を狙った笹生優花だったが、2打及ばなかった。
米女子ツアー2戦目でフルフィールド初戦となるゲインブリッジLPGA at ボカリオ最終日(現地時間30日、フロリダ州ボカリオGC)、笹生は首位に4打差4位タイでスタート。最終組の1つ前で畑岡奈紗、チャーリー・ハル(イングランド)とプレーし、昨年の全米女子オープン以来のツアー2勝目、今季初優勝に挑んだ。
ピンがしなるほどの強風に見舞われた3日目から一転、快晴微風の好コンディションの下、笹生はフロントナインで目の覚めるようなプレーを見せる。2番、6番バーディーの後、7番でボギーを叩いたものの、8番パー5ではバンカーから3メートルに寄せて、それを沈めるバーディー奪取。続く9番は左のカラーから8メートルをピンに当ててねじ込んだ。連続バーディーで通算10アンダー。首位に1打差と迫る。
この勢いが、バックナインに入ると止まってしまう。10番から16番までスコアカード通りと我慢が続く。光るプレーを見せたのは上がり2ホールだ。17番で1.2メートル、18番では3.5メートルをど真ん中から沈める連続バーディーで通算12アンダー。2打及ばなかったものの、3位で大会を終えた。
6位となった前週の開幕戦に続くトップ10フィニッシュ。どちらも優勝が狙える結果でシーズン早々に実力を見せた。「ショット的にはいいところもあまり良くないところもありました。でも良いスコアで回ってきてるので、もう少し練習してまた頑張ります」と、淡々としながらも笑顔で次週以降に大きな期待をつないだ。
畑岡はショットが安定せず、古江も出入りの激しいゴルフ
首位に6打差6位からツアー6勝目を狙った畑岡は、2番、4番とバーディーを先行させたが、その後ショットが安定せずに苦しんだ。5番、7番、11番、13番とボギーを重ねて優勝争いから脱落。15番のバーディーで一息ついたが、17番でダブルボギーを叩いてしまう。結局、この日3つスコアを落として通算2アンダー20位タイ。
「チャンスがある中、自分のゴルフができずに悔しいです」と振り返った4日間。自分自身と戦いながら、メジャー優勝という大きな目標に向かう6年目のシーズンをスタートさせている。
米ツアールーキー・古江彩佳は、7打差7位タイで発進した。小気味のいいプレーぶりは変わらないが、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーで1つスコアを落として通算3アンダー。18位タイで初戦を終えた。
「デビュー戦としてはまあまあ良い順位だと思います」と、笑顔でゆっくりとツアーになじんでいく姿勢を見せた。
優勝争いは、通算11アンダー単独首位でこの日を迎えたリディア・コ(ニュージーランド)と2打差のダニエル・カン(米国)の激戦となった。1番はともにバーディーとしたが、2番でコがボギー。3番でバーディーを奪ったカンが首位に並んだ。フロントナインはこのまま静かな火花を散らした2人は、11番では揃ってバーディーと一歩も譲らない。カンが12番バーディーで逆転したが、13番ボギーで再び首位を並走する。
ゲームが動いたのは15番。4.2メートルのフックラインを読み切ったコが、最後の一転がりで見事にバーディーを奪ったのに対し、カンは2メートルを決められずにパーと1打リードを許してしまう。
コは最終18番の第2打を左バンカーに入れたが、スピンの効いた絶妙なバンカーショットで50センチにピタリと寄せてパーセーブ。開幕2連勝に挑んだカンを1打差で振り切り、ツアー通算17勝目を飾った。
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