逆転V許した上田桃子が涙目で語った「同じミスの繰り返しでまだ成長できていない」の本心

日米女子ツアー共催「TOTOジャパンクラシック」の最終日を単独首位で迎えた上田桃子は、3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの74と崩れ、通算12アンダーで5位タイで優勝を逃した。

「優勝争いしても新たに感じることは少ない」

◆国内女子プロゴルフ<TOTOジャパンクラシック 11月3~6日 瀬田ゴルフコース北コース(滋賀県)6616ヤード・パー72>

 あまりの悔しさに声が出ない。上田桃子は第一声を振り絞りこう口を開いた。

「いいスタートは切れたと思うのですが、自分が思うようなゴルフはできなかった。色々と考えてトライしてみてはいたんですけれど……」

 TOTOジャパンクラシックの最終日。2位に一打差の単独首位で出た上田桃子は、1番パ―5でバーディ発進すると4番パー4でもバーディを奪取して、いい流れをつかみかけていた。

単独首位で最終日を迎えながら、スコアを伸ばせず5位タイに終わった上田桃子 写真:Getty Images
単独首位で最終日を迎えながら、スコアを伸ばせず5位タイに終わった上田桃子 写真:Getty Images

「自分の中でプレッシャーは感じていなかったのですが、思うように体が動いてくれなかったし、自信を持ってできていなかったり……、そこは大きかった」

 その後、5番パー4と9番パー4でボギー。11番パー4では痛恨のダブルボギーも「がんばって食らいついていければと思ったのですが、取れるところで取れないのが続いていたので、それは今の自分の実力かなと思います」と流れに乗れないことを反省していた。

 終わってみれば通算12アンダーの5位タイ。優勝争いしたジェマ・ドライバーグは20アンダーと8打差もつけられた。

 悔しさと不甲斐なさが入りまじり、涙が流れるのをこらえていた上田。表彰式では最多バーディ賞を受賞するも、「最終日のバックナインでオーバーパーを打っているようでは勝てないと思います」と悔しさをにじませた。

 気持ちの整理はつかないまま。「正直、こういう優勝争いは何度もしていて、新たに感じることは少ないんです。同じミスを繰り返しているなと思うのは、収穫としてまだ成長できていないんだなと感じさせられました」。

 反省と自責の念は込み上げたまま。ただ、この悔しさをバネにさらなる高みを目指して成長することだろう。36歳になっても衰えない向上心を、悔しさにじむ涙目から見た気がした。

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