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- 桜舞い散る葛城決戦を制した穴井詩 方向性アップで今季は年間複数回優勝を目指す!
通算9アンダーでプレーオフに決着が持ち込まれた今年のヤマハレディースオープン葛城。ともにツアー3勝を挙げている穴井詩とささきしょうこの争いになったが、2ホール目でバーディーを奪った穴井がツアー4勝目を手にした。
飛距離だけじゃなく方向性も磨いた今シーズンの穴井詩
「夢なんじゃないかと思うぐらい実感がないです。オフにやってきたこととか、練習してきたことが結果として表われてうれしいです」と穴井。
昨年はドライビングディスタンス1位の座を取り戻したが、自身にとっては飛距離よりも方向性にこだわりがあった。そこでアマチュア時代に師事していたティーチングプロの石井雄二氏とスイングの基本的な部分を見直した。
「アドレスした際、猫背になるところがあり、テークバックでスムーズにクラブが上がらなくなっていました。それで背中が丸まらないように心がけていました」と穴井。

スイングがスムーズになったことで、結果的にドライバーの方向性がアップ。今大会では初日から3日目までフェアウェイを外したのは3回しかなかった。最終日こそ強風の影響で乱れたが、それでも3回しか外していない。
さらに、アドレスの改善はアイアンショットにも及ぶ。方向性と距離感がよくなり、昨年は69.6%だったパーオン率が今年は77.1%にまで上昇しているのだ。
飛距離に方向性が加わればまさに“鬼に金棒”だろう。混戦を抜け出せたのもショット力に頼れたことが大きい。「今まで経験したことがない年間複数回優勝や、公式戦の優勝、獲得賞金額1億円突破などに挑戦したいです」という穴井。まだまだどん欲に成長していくつもりだ。
一方、今年の明治安田生命レディスヨコハマタイヤゴルフトーナメントに続くプレーオフに破れたささき。試合後は悔し涙が止まらなかったが、大会前は欠場を考えたほどの体調不良から立ち直り、2位になったことを考えれば大健闘だろう。
「いい1週間だったんじゃないかと思います」と、この経験を次戦に生かすつもりだ。
穴井 詩(あない・らら)
1987年11月11日生まれ、愛知県出身。2008年にプロテスト合格。2016年「ゴルフ5レディス」でプロ初優勝を飾る。2011年からシードを守り続け、今季は12シーズン目を迎える。女子ゴルフ界きっての飛ばし屋で、若手の台頭激しい2022年シーズンもドライビングディスタンス1位(257.49ヤード)に輝いた。GOLF5所属。
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