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- 役者そろい踏みで盛り上がった男子開幕戦! 今平周吾が激戦をすり抜けて6年連続Vを飾る
逆転で男子の今季ツアー開幕戦を制したのは、18、19年の賞金王・今平周吾だった。最終日のスコアはなんと8バーディー、ノーボギーの63。通算20アンダーまでスコアを伸ばし、2位以下に2打差をつけた。これで今平は6シーズン連続の優勝となった。
9番のパットからタッチが合うようになった今平周吾
◆国内女子プロゴルフ<東建ホームメイトカップ 3月30日~4月2日 東建多度カントリークラブ・名古屋 (三重県) 7062ヤード・パー71>
3日目を終えて、石川遼、星野陸也の仲良し先輩・後輩コンビが首位タイに並び、大いに盛り上がっていた今大会。最終日も2人のデッドヒートは続いたが、スルスルとその横をすり抜けていった男がいた。18、19年に賞金王を獲得した今平周吾だ。
3日目こそパッティングに苦しみ、スコアを伸ばせなかった今平だが、初日、2日目だけで12アンダーをマークしている。決してゴルフの調子は悪くない。
最終日も前半こそスコアを2つしか伸ばせなかったが、9番パー4で2メートルのバーディーパットを気持ちよく入れた瞬間にスイッチが入ったという。「今一つだったパッティングのタッチが合うようになり、それを後半のラウンドで行かせました」と今平。
後半だけで6個のバーディーを奪う怒涛(どとう)のラッシュを見せ、気がつけば石川と星野の優勝争いに加わるどころか、2人を抜き去っていた。
「最終日はベストスコアを出すつもりでしたが、前半を終えた時に上位が伸びていないことに気がつきました。後半のスコア次第ではまだチャンスがあるかもしれない」と思っていたという。
最終的には8バーディー、ノーボギーの63をマーク。2位の星野に2打差をつけて逃げ切り、昨年のゴルフパートナーPRO‐AM以来、ツアー通算8勝目を飾った。
「今日はアイアンショットがよかったです」と勝因を振り返った今平。本来はショットメーカーなのに、ここ数年は思うような球を打てていなかった。それが賞金ランキングにも反映され、22年は12位、20-21年は9位に終わっていた。
そんな今平を見かねたのか、父親の博康さんからある指令が下っていた。
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