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賞金も世界ランキングも…リブゴルフ以上に“出るだけ”で多くのものが手に入るPGAツアー“格上げ大会”の矛盾

2023.05.09 舩越園子(ゴルフジャーナリスト)
リブゴルフ(LIV Golf) 砂場Talk(バンカートーク) 米国男子ツアー

リブゴルフの発足から1年近くが経過しても、同ツアーとPGAツアーを中心とした既存陣営の争いは収束の気配を見せるどころか、ますます混迷を深めている。リブゴルフへの対抗意識をむき出しにするがゆえに、PGAツアーは知ってか知らずか、自らが批判してきたリブゴルフに酷似した姿に変わろうとしているように見える。

USGA宛てに“抗議”のバッグタグが大量に

 4月のマスターズが終わり、ゴルフ界は本格的なメジャーシーズンに突入しようとしている。

 だが今年は、ゴルフそのものの熱気より、リブゴルフとPGAツアーの対立のほうがヒートアップしている様子。とりわけ、リブゴルフ選手たちは喧しさを増している。

渦中のテーラー・グーチはリブゴルフで2連勝と絶好調 写真:Getty Images
渦中のテーラー・グーチはリブゴルフで2連勝と絶好調 写真:Getty Images

 欧州のDPワールドツアー出身のイアン・ポールター、リー・ウエストウッド、セルヒオ・ガルシア、リチャード・ブランドの4名は、リブゴルフへ移籍後も手放さなかった同ツアーのメンバーシップを5月3日(米国時間)に突然、返上した。

 彼らは、昨年6月から創始されたリブゴルフの大会に出場後、DPワールドツアーからメンバーシップを停止されたが、それを不服として英国の裁判所に訴状を提出。裁判所からは一時的な処置として、彼らに同ツアーへの出場を認める仮処分が出され、実際、彼らは同ツアーの大会に何度か出場した。

 しかし、今年4月、裁判所から「DPワールドツアーの許可なく同週開催のリブゴルフ大会に出場した」として、彼らに対し、同ツアーへの10万ポンド(約1700万円)の罰金支払い命令が言い渡されると、その支払いを避けるために、彼らは死守してきた同ツアーのメンバーシップをあっさり返上した。

 欧米のゴルフファンの間では「10万ポンドはリブゴルフの賞金とは比較にならないほど少額なのに、それでもメンバーシップより大事?」「結局、彼らはお金だけ」といった批判の声が多数上がった。

 だが、リブゴルフ選手たちは、世間の声に動じるどころか、むしろ勢いを増している。

 ウエストウッドいわく、「サウジアラビアの政府系ファンドから支援されているというだけで、リブゴルフが人々から批判されることは理解できない」と憤慨。

 ブライソン・デシャンボーは「リブゴルフに世界ランキングのポイントがいまだに与えられないのは、あまりにもアンフェア。世界ランキング自体が壊れている」と、OWGR(オフィシャル・ワールド・ゴルフ・ランキング)を激しく批判した。

 そして、フィル・ミケルソンは同じリブゴルフ選手のテーラー・グーチの全米オープン出場資格を巡って、大会主催者であるUSGA(全米ゴルフ協会)を酷評した。

 世界ランキング60位以内の資格で全米オープン出場が確定されるのは5月23日。4月30日現在で60位のグーチは、そのころにはトップ60圏外に押し出されるのは必至。だが、彼には別の資格で「全米オープンに出場できるはずだった」とミケルソンは怒声を上げている。

 グーチはPGAツアーの昨季最終戦、ツアー選手権の開幕前はフェデックスカップ・ランキング上位30位以内に授けられるツアー選手権出場資格を満たしていた。だが、彼はすでにリブゴルフへ移籍し、PGAツアーのメンバー資格を停止されていたため、実際にはツアー選手権には出場できなかった。

 そして、今年の全米オープン出場資格の中には「前年のツアー選手権の出場資格を満たし、出場した選手」という項目があり、グーチは「出場資格を満たしたが、出場できなかった選手」ゆえ、全米オープン出場資格は得られないことになる。

 しかし、ミケルソンいわく、「USGAはグーチを除外するために、わざわざ規定を変更した」と激怒しているのだ。

 USGA側は「そんな意図はまったくない。USGAとして正しい判断を下したのみ」と反論。双方は真っ向から対立している。

 そんな中、USGAには「グーチを全米オープンに出場させるべきだ」「私たちの心はグーチとともにある」などと書きなぐったUSGAメンバーのバッグタグが一般のゴルフファンから次々に送り付けられている。

 そして、その現象を聞きつけた「反リブゴルフ」の人々からは「グーチは自分の意思で移籍した」「当然の報い」などと書き記したUSGAのバッグタグがUSGA本部に送り付けられ、大騒動になっているという。

格上げ大会は来年すべて予選カットなしの4日間大会へ

 一方、PGAツアーでは「格上げ大会」のウエルスファーゴ選手権がサウスカロライナ州のクエイルホロウ・クラブで開催され、ウインダム・クラークの見事な初優勝で幕を閉じたのだが、開幕前は、マスターズ以来、初めて公の場で言葉を発したローリー・マキロイの話題で持ちきりだった。

 マキロイは生涯グランドスラム達成がかかっていた4月のマスターズで予選落ちを喫すると、翌週の「格上大会」RBCヘリテージへのエントリーを取り下げ、理由を告げず、無言で欠場した。

 問題は、その欠場が、彼にとって今季2度目の格上げ大会欠場だったこと。「欠場は1試合のみ」というツアーの規定に違反したため、昨年のPIP(プレーヤー・インパクト・プログラム)のボーナス1200万ドルの25%に相当する300万ドル(約4億円)を受け取る権利を喪失した。

 マキロイは「格上げ大会」のコンセプトやシステム、規定をタイガー・ウッズとともに発案した「言い出しっぺ」ゆえ、「自分勝手すぎる」といった批判の嵐が巻き起こったことは言うまでもない。

 だが、クエイルホロウにやってきたマキロイは「僕は(300万ドル喪失を)分かった上で欠場を決めたんだ。大事なものを取り戻すためには、家で休む必要があった。誰がなんと言おうと、僕自身がすべて承知の上で決めたことだ」と開き直った。

 PGAツアーでは、選手に対するペナルティーを公表しないことが慣例化しているが、ジェイ・モナハン会長は「決まりは決まりだから」と語り、規定違反のペナルティーとしてマキロイには300万ドルを支払わない決定を下したことを珍しく米メディアに明言した。

 そして、来年からのPGAツアーは「より一層、エキサイティングになる」と強気で饒舌に語ったという。

 今年のPGAツアーでは、前述の通り、「格上げ大会」という新たなシステムが初めて導入され、トッププレーヤーには基本的には全大会への出場義務が科されている(注:事実上1試合のみなら欠場可)。

 だが、2024年からは、格上げ大会への出場義務はなくなり、「出たい人は出る」という自由参加になる。格上げ大会とPIPの結びつきもなくなり、PIPのボーナス総額は今年の100ミリオン(1億ドル)から50ミリオン(5000万ドル)へ半減される。

 そして格上げ大会は、来年は1試合減の全8試合となる予定だが、それらはすべて予選カットなしの4日間大会に変更される。

 モナハン会長いわく、「予選落ちのない大会になれば、ギャラリーは4日間のどの日に足を運んでも、必ずトッププレーヤーを目にすることができ、テレビ視聴者も常に大好きな選手を見ることができる。誰にとっても、いいことづくめだ」。

 しかし、どんなに不調でも、どれほど情けないプレーに終わったとしても、必ず高額賞金がもらえる状況は、「PGAツアーのリブゴルフ化」のようなものである。

 PGAツアーの格上げ大会では、高額賞金のみならず、フェデックスカップ・ポイントや世界ランキングのポイントも保証されているのだから、リブゴルフ以上に「出場するだけで手に入るものがギャランティーされる」ことになる。

 それは、リブゴルフが創設された当初、ウッズやマキロイ、そしてモナハン会長自身が「パフォーマンスにかかわらず、高額賞金が保証されているリブゴルフは、ゴルフではない」と言っていたことと、一体何が異なるのだろうか。現状では、私には「同じ」あるいは「酷似している」としか思えない。

2つのツアーの架け橋となる人物はまったく見当たらない

 そんなふうに、リブゴルフが激しく吠える一方で、PGAツアーはリブゴルフを敵視しながらも、徐々にリブゴルフ化しつつある。

 双方のツアーがこれからどこへ向かって進んでいくのか、その最終ゴールがいまなお見えてこないために、ゴルフ界は混沌としており、そのせいか、せっかくのメジャーシーズンを迎えつつあるというのに、今一つ熱気や盛り上がりに欠けている。対立を深めている2つのツアーの架け橋となる人物も、今はまったく見当たらない。

 だが、ここまで来たら、どちらのツアーの選手たちも、やるべきことは、いいゴルフを披露し、人々を魅了すること。そして、どちらのツアーも自身のツアーの向上と発展に独自のポリシーと流儀で力を尽くすべきである。

 敵対するツアーへの誹謗中傷、あるいはメジャー大会の主催者や世界ランキングをつかさどるOWGRなどへの批判は、自分たちの価値を下げるだけであり、やればやるほどファンを失うことになる。

 人々が待っているのは、憧憬の念を抱きたくなるような素敵な選手たちによる素晴らしきゴルフだ。

 ファンの期待に応えることこそが、ツアーが混沌とした状況から抜け出し、生き残る道なのではないだろうか。

文・舩越園子
ゴルフジャーナリスト/武蔵丘短期大学客員教授。東京都出身。百貨店、広告代理店に勤務後、1989年にフリーライターとして独立。1993年に渡米。在米ゴルフジャーナリストとして25年間、現地で取材を続け、日本の数多くのメディアから記事やコラムを発信し続けてきた。2019年から拠点を日本へ移し、執筆活動のほか、講演やTV・ラジオにも活躍の場を広げている。

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