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- 「ファンの皆さんに会いたい」 強行日程に挑む西村優菜が明かした“日本ツアー”への思い
今シーズンは米ツアーへ参戦している西村優菜がおよそ2カ月ぶりとなる国内戦「ブリヂストンレディスオープン」に出場。試合を前に現在の心境を明かしました。
「たくさんのギャラリーの前でプレーしたい」
◆国内女子プロゴルフ<ブリヂストンレディスオープン 5月18~21日 中京ゴルフ倶楽部 石野コース(愛知県)6573ヤード・パー71>
今シーズンから主戦場をアメリカの地に移し、米ツアールーキーとしてこれまで6試合に出場した西村。
自身にとっておよそ2カ月ぶりとなる国内戦「ブリヂストンレディスオープン」の開幕を前に現在の心境を語りました。
昨日の夜に日本に到着し、きょうの朝、試合会場に入った西村は「疲れてます(笑)」と正直な胸の内を明かすも「でも元気です」とアピール。
また、「正直、迷っていてギリギリまで悩んでいました。自分のゴルフの状態があまり良くなくて、不安もありました」と今大会の出場は悩み抜いた末に下した決断だったと語る西村でしたが、「久々にたくさんのギャラリーの前でプレーしたいとか、ファンの皆さんに会いたいなと。その思いが強かったので、出ることを決めました」と帰国の理由を明かしました。
さらに、アメリカでの戦いについて質問が飛ぶと「コースが硬くて、ボールを止められないというのが一番です。ボールを止められないから手前を使っていきたいんですけど、手前も左右に落ちたりするのでターゲットが狭いです。でも、他のプレーヤーはスピンをきかせられるので、そこが課題だと思っています」と苦戦している点を告白。
それでも、出場優先順位を見直すリシャッフル前に行われた「コグニザント・ファウンダーズ・カップ」を31位タイでフィニッシュし、CMEランキング74位に浮上。
中盤戦以降の試合にも出場できる見込みになったことについては「全然リシャッフルまでは余裕がなくて、毎試合きつい感じでした。でも、一番目標にしていたところはクリアできたので、ホッとしている部分と課題がたくさんでいっぱいのどちらもです」と心境を語りました。
「しゃぶしゃぶです。薄い肉が食べたいです」と久々の日本での楽しみも明かした西村は、初日を稲見萌寧、山下美夢有と回り、午前7時30分にティーオフを迎えます。
西村 優菜(にしむら・ゆな)
2000年8月4日生まれ、大阪府出身。2019年のプロテストに合格し、翌年の「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」でプロ初勝利。21年は「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」でメジャー優勝を飾るなど年間3勝をマーク。22年は国内ツアーで2勝を挙げるなど賞金ランキング2位、メルセデス・ランキング5位でシーズンを終えた。スターツ所属。
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