大気汚染が心配される今週の米女子ツアーに3連続トップ5の古江彩佳と勝みなみ、西村優菜らが出場

　米国女子ツアー「ショップライトLPGAクラシック」が現地時間の9日に開幕。日本勢は古江彩佳、笹生優花、勝みなみ、西村優菜、上原彩子、野村敏京の6人が出場する。

　3日間競技の今大会、2010年には宮里藍が優勝し、畑岡奈紗も過去2回トップ10入りを記録するなど、日本勢には相性のいい大会として知られる。

　コースは100年以上の歴史を誇り、大西洋に面したリンクスタイプのコースだが、今年の大会は大気汚染が懸念される状況。カナダ南東部で起きた山火事の煙塵が会場のニュージャージー州まで流れてきてしまっている。

　そんな中だが、古江彩佳は大気汚染について問われると「虫がいなくてビックリしました（笑）」と明るく返答。虫刺され対策にトンボの形の虫よけを持ってきたものの、必要なかったと笑って答えた。

　ここ3試合で4位タイ、単独2位、4位タイと、いつ勝ってもおかしくない成績を残している古江。調子について問われると「ぼちぼち」とはぐらかすも「本当に海沿いに行くと風がすごく強くて、アゲインストとかすごい風を感じるので、そこは慎重に計算してやりたいなと思います」「今週もしっかり落ち着いて集中して、自分らしいプレーができればいいなと思います」と、戦略と意気込みを語った。

　ここ2試合予選落ちが続いている勝みなみは、自身の調子について次のようにコメント。

「調子はだんだん良くなってきていると思うので、今のところ予選落ちも続いていますし、悔しい結果に終わってしまっている試合が多いので、そこもイメージが変えられたら今週いいなと思います」

　ここ3試合で17位タイ、31位タイ、33位タイと、もう一段高い成績が欲しい西村優菜は、自身の状況を次のように分析。

「まだショットの部分はまとまっていない感じはもちろんあるんですけど、でも徐々に自分のしたいゴルフはできるようになってきているのかなっていう感覚もあるし、先週はパッティングもすごく良かったので、それは継続してできるようにしたいなと思います」

　調子が上向きの日本勢の活躍を期待したい。同大会はWOWOWにて連日放送される。