レギュラーティーから平均90台で回るのが目標
「ゴルフを始めて5年。ベストスコアは82というところまで来ました」。そう笑顔で語るのはモデルの美波千夏さん。
彼女のInstagramには、ゴルフファッションをはじめ、練習やラウンドを楽しむ日々が多数ポストされ、約8.8万人が彼女のアカウント(@chinatsu_minami)をフォロー。
ひとりのゴルフ女子として、同性からも注目される存在です。

「でも、実際のアベレージスコアは95前後。年間のラウンド数は約40回くらいでしょうか。教えてくれるのは、やっぱりダンナさんが多いです。理解できないことも多いんですけど、すごく優しく教えてくれるので、ケンカにはなりません(笑)」
そんな彼女が2022年の目標の一つとして掲げているのが、レギュラーティーから平均90台で回ること。

「レギュラーティーから90台で回れるようになれば、レディースティーでは平均して80台でラウンドができるようになるんじゃないかと。ダンナさんからは、“コースマネジメントの勉強になるから、競技に出てみたら?”とも言われているんですが、それはまだ…先かな。」
難しく考えずとも“やさしく飛ばせる”、レディースクラブならではの強み
現在、彼女のクラブセッティングは…。
「すべて同じメーカーで揃えてはいますが、ドライバーはレディースのRシャフト、ウッド類はLシャフト、そしてアイアンはメンズのシニア用と、バラバラなんです(苦笑)。それが原因かは不明ですが、アイアンがいい時はドライバーがダメ、ドライバーが絶好調の時はアイアンが全く当たらない、ということが頻繁にあります。今の悩みはそこですね」
上達を目指す真摯な女性ゴルファーというと、メンズクラブを買い求める人も多いですが、そうしない理由は「無理やり背伸びするくらいなら、やさしく飛ばせる女性用クラブの方が精神的にラクに振れますから(笑)」と美波さん。

そんな彼女が今回初めて使ってみるのは、ヤマハのレディースクラブ『inpres UD+2 LADIES(インプレス・ユーディープラスツー・レディース)』。“+2番手の飛び”を叶えるというコンセプトで話題をさらったシリーズの第3世代モデルだ。
「ヤマハといえば、今平周吾プロ、有村智恵プロの顔がぱっと浮かびます。その時点で期待度は高まりますね(笑)」
「インパクトの瞬間、パワーが伝わるのを体感できた」ドライバー
印象を聞いてみると…。
「ヘッドが大きく感じますね。デザインも素敵。シンプルで爽やかさがあって、すごくおしゃれ! 女性用というと変に可愛い系に寄せてしまうクラブもあるので、これはポイント高いです」と美波さん。

では、実際に構えた感想は?
「ターゲットに向かってスクエアに構えやすい! ネイビーとシルバーの切り返しの部分、この縦のラインがすごくわかりやすいです。ハンドファーストで構える癖も、この縦ラインが自然に矯正してくれますね。大きいな、と第一印象では肉厚に感じたドライバーでしたが、いざ構えてみるとむしろ安心してスムースにアドレスできました」
大きく期待がふくらんだところで、コースに出て実際に打ってもらうことに。すると一発目から、本人はもちろん、現場スタッフ全員が驚くほどのナイスショット! その後もビッグビッグドライブを連発。

「全然、力を入れていないのに、ヘッドが勝手に走ってくれる感じ! インパクトの瞬間に、ぐぐっとパワーが乗っていくのを初めて体感できたかもしれない。本当に力を入れてないので、きっと非力な女性でも感じられるんじゃないでしょうか」
普段は一生懸命振って、いい当たりで約180ヤードという飛距離も、軽々とオーバー。「結果はもちろんですが、自分の球じゃないくらいに高く力強い弾道に感激しました。正直、ちょっと上手くなった気すらしちゃいました(笑)」

「inpres UD+2 LADIES(インプレス・ユーディープラスツー・レディース)」のドライバーは、フェース面から約 10 mmのクラウン・ソール部に設けたボックス状のへこみ「SPEEDBOX」を搭載。
エネルギーロスの原因となるヘッド後方への振動の拡散を低減し、インパクト時にエネルギーを効率よくボールに伝えることで、初速アップによる“ぶっ飛び”を実現している。
「苦手意識のあったウッド系をやさしく感じた」フェアウェイウッド
ビッグドライブにテンションの上がった美波さん。続いて、4番ウッドをフェアウェイから打ってみます。

「元々、苦手なこともあって、フェアウェイウッドは5番しか入れてないです。でもこの4番ウッド、めちゃめちゃ打ちやすい! 構えた段階で当たる予感しかしないというか。すごく簡単に振れる、当たる!」
その言葉通り、ナイスドローで170ヤード近い飛距離をたたき出しました。
「2打目の選択肢に加えたい」ユーティリティ
次に手にしたのは、ユーティリティ。
「これからの季節、ラフから出すのがどんどん大変になりますよね。一度で出ないとショックなので、ラフ=アイアンというのが私のセオリー。球が浮いている状態でも、ユーティリティを持つのは少し緊張します」

目の前にバンカー群。フェアウェイへとボールを運ぶには、高さも必要な状況で彼女が手に取ったのは5番ユーティリティ。結果は見事なナイスショット。
「こんなにきれいに球が上がってくれるなんて! 振り抜きも良くて、これなら多少のラフなら自信を持って臨めそう。それに、これだけ弾道が高ければ、ピンを狙うこともできますよね。130ヤードをアイアンで狙うのって、女子にはめちゃめちゃ難易度高いです。しっかり当たらないと乗らない、というのがプレッシャーで力んでしまうことも多々。でもこのユーティリティなら、リラックスしてやさしく振れるし、球は上がるし、強い味方になってくれそうですね」

苦手とする女性が多いフェアウェイウッド、ユーティリティは、インナーウェイトの配置によって、ボールが上がりやすくなる、低く深い重心を実現している。
その性能を存分に感じる結果となった。
「100ヤード以内をピンに絡ませる自信が生まれる」アイアン
ダフるミス以外では、調子が悪いとシャンクが出ることもあるというアイアン。
「ピンまで残り100ヤード前後は、いつも欲との戦い(笑)。ピンがすぐそこに見えているだけに、乗せたい!という気持ちがスイングを早くしたり、ヘッドアップやミスに繋がってしまう…」という美波さん。
そこで、残り110ヤードから実際にアイアンでピンを狙ってもらった。普段通りの番手で8番アイアンを選択。すると、最初に打った8番アイアンではまさかのグリーンオーバー!

「あれ? いつもより飛んでる…!」というわけで、9番アイアンに持ち替えて再トライ。すると、高く大きな軌道を描いたボールはピン横にナイスオン!
「今の見ました? ドン、って球が止まったの!? 嬉しいなぁ。グリーン上で球が止まるのって、かっこいいし憧れなんです。まさか自分でもできるなんて。今日みたいに絶対に入れたくないバンカーがグリーン周りにあるときは、今のように小さい番手で確実に超えたいですし、逆に大きい番手でゆったり振っても届く余裕があるので、リラックスして打てる。このアイアンで攻め方の選択肢が広がりますね」

「inpres UD+2 LADIES(インプレス・ユーディープラスツー・レディース)」のアイアンは、ボール初速アップと高い打ち出しを実現する新技術「SPEED RIBFACE」を搭載。
フェース裏側に配置された5本のリブが、たわみの総量を維持しつつ縦方向のたわみを抑制。打ち出し角が向上し、高弾道な“超まっすぐ”に貢献している。
ヤマハのレディースクラブはスコアに真剣に向き合う女性の強い味方!
「inpres UD+2 LADIES(インプレス・ユーディープラスツー・レディース)」でのラウンドを終えた美波さんに、改めて感想を聞いてみました。

「全番手に共通していたのは、とにかく“やさしい”ということ。苦手な番手でもライでも、構えた瞬間に安心感がありました。また、力いっぱい振らなくても飛ぶ、というのも実感できたのは大きいです。これだけラクに飛ばせるなら、レディースクラブで十分。“無理しなくていい”っていうのは、女性にとって大きな魅力ですから」
スコアと真摯に向き合う女性にとって、これ以上強い味方となるクラブはないかもしれません。