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- 止まるわけないドロップで「プロV1x」2球を“みすみす池ぽちゃ”動画が220万バズ ルール厳守するには仕方ないの?
リブゴルフのチーム「リッパーGC」が、インスタグラムにシェアしたリール動画が1週間で約220万回、同チームの投稿動画の中では圧倒的な再生数を記録しています。
規則に従って処置した結果、1500円の出費
リブゴルフのチーム「リッパーGC」が、インスタグラムにシェアしたリール動画が1週間で約220万回、同チームの投稿動画の中では圧倒的な再生数を記録しています。ゴルフルールに関連する内容なので、その詳説とともに紹介します。
動画に登場するのは、リッパーGC所属のキャメロン・スミス。そしてタイトルは「Rule 14.3 is an expensive one(規則14.3は高くつく)」というもの。規則14.3は「球を救済エリアにドロップすること」に関する規則です。
描かれるのは、スミスがレッドペナルティーエリアの赤線に囲まれた池のすぐ手前、斜面の救済エリアにドロップするシーンです。そして、「golf is expensive(ゴルフはお金がかかる)」のテロップが表れたあと、スミスがドロップすると、ボールは斜面を勢いよく下って池の中へ。

そこで画面には「Pro V1x 5ドル」の文字。つまり、5ドル(約750円)のボールが無駄になったとアピール。続けてスミスは、規則14.3cに従って2回目のドロップ。もちろんこれも真っすぐ池へ。すると、画面に「もう一つバカバカしいPro V1x 5ドル」のテロップが表示されます。
規則に従って処置した結果、スミスは合計10ドル、約1500円の出費。それも、最初からこうなることは見えていますから、「この規則は高くつく」という話です。
ただし、プレーヤーは赤線を越えた先(レッドペナルティーエリア内)、池の手前にキャディーを待たせ、そこでボールを拾い上げてもらうことができます。規則上「ドロップした球は救済エリアに止まらなければならない」とされているからで、救済エリアから転がり出たボールは、池に入る前に拾い上げることが事実上認められています。
また、スミスのようなケースでは、キャディーが池の縁で傘を逆さに広げ、転がり落ちてきたボールを受け止めるという手もあります。
しかし、ここでは赤線と池の間がとても狭いためでしょうか。スミスはそのような手段を講じることなく、ボールはストレートに池ポチャでした。
なお、動画のように2回目のドロップのボールも救済エリアに止まらなかった場合、プレーヤーは2回目のドロップが最初に地面に触れた箇所にプレースしなければなりません。
また、ドロップやプレースを終え、救済処置が完了したボールが次のストローク前に自然の力(風や重力など)によって動かされ、他のコースエリア(この場合はペナルティーエリア)に止まった場合は、無罰で、プレーヤーはボールを元の箇所にリプレースしなければなりません。
しかし、自然の力ではなく、プレーヤーが原因で動いたときは1罰打でリプレースとなります。
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