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双子出産、22キロの減量、シード喪失… アン・ソンジュが日本ツアーに復帰するまでの5年 「日本には感謝の気持ちがいっぱい」
国内ツアー28勝で、賞金女王に4度輝いているアン・ソンジュ(韓国)が、2019年の最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」以来、5年ぶりに日本ツアーに出場する。
22キロの減量でドライバーの飛距離は15ヤード落ちたが……
またこの日、約1年で22キロのダイエットに成功したことを明かした。「2019年からは15キロ減ったんですけど、子どもを産んでからもちょっと太ったんですよ。子どもがお腹にいるときにあんまり食べられなくて、妊娠していた時に食べられなかったものを、子どもが生まれてからずっと食べてたから。本当はマックスから今22キロくらいダイエットしたんです」と驚かせた。
「最初の1カ月は炭水化物をまったく食べなかったんです。野菜と肉とかそれだけでがんばって、トレーニングもすごくがんばってたし、でもやっぱり食事を調節しないと体重が減らないと思います。23年の1月1日からダイエットして、1カ月くらいで7キロくらい減らして、あと合宿に行って3キロ減らして、シーズン中に5キロ。シーズンが終わってからまた5キロくらいかな」とその過程を胸を張って説明する。
「結婚式もあったから。それに向けて」と今年の1月6日に行われた自身の“晴れ舞台”への準備がきっかけではあったが、大幅な減量は当然ゴルフにも影響が出ている。
「ドライバーの飛距離は15ヤード落ちました。アイアンはそこまでじゃないんですけど、しょうがないなと思いながらやっている」というデメリットがある一方で、「逆に前は歩くのがちょっと大変だったんですけど、 今は歩くのがけっこう楽になって、 それはすごくいいなと思います」というメリットも感じている。
さらに「今よりはちょっと食べながらトレーニングしたほうが、筋肉を増やすためにはいいんじゃないかなと思うんです。やっぱり体重があるよりはないほうが、長くゴルフができるんじゃないかなとは思うんですよね」とまだまだ続くゴルフ人生を見据えている。
この5年で国内ツアーのメンバーも様変わりした。現在メルセデス・ランキングトップを走る山下美夢有や、同2位の竹田麗央は19年シーズンはまだプロ入り前、同3位の小祝さくらはようやく初優勝をもぎ取ったところだった。最後に今週の目標を問われると「韓国にいたときも、日本選手は誰が今がんばっているのかずっと見ていたんですよ。若い選手たちのレベルがすごく高くなっているから、その中で自分もがんばって、雰囲気に慣れながら予選通過がまず目標じゃないかな」と笑顔を見せた。
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