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米女子ツアー第2戦で山下美夢有が4位タイ、勝みなみが7位タイ 12人が出場した日本勢その他選手の成績は?
米女子ツアー開幕第2戦でフルフィールド初戦となる「ファウンダーズカップ」最終日(現地時間9日)は、首位スタートのイエリミ・ノ(米)が通算21アンダーまでスコアを伸ばして米女子ツアー初優勝。12人が出場した日本勢は山下美夢有(やました・みゆう)が4位タイ、勝みなみ(かつ・みなみ)が7位タイと健闘した。
優勝は21アンダーまでスコアを伸ばした首位スタートのイエリミ・ノ
◆米国女子プロゴルフ
ファウンダーズカップ 2月6~9日 ブラデントンCC(フロリダ州) 6465ヤード・パー71
山下美夢有が米女子ツアーメンバーとして最初の試合でトップ10入り。勝みなみも初優勝に向けて4日間踏ん張った。
米女子ツアー開幕第2戦でフルフィールド初戦となる「ファウンダーズカップ」最終日(現地時間9日)、首位のイエリミ・ノ(米)に7打差7位タイで臨んだ2人。ツーサムの最終日は、最終組の3つ前の同じ組でプレーした。

先手を取ったのは勝。2番バーディーと幸先のいいスタートを切った。しかし3番でボギーを叩き、スコアを伸ばせない。7番バーディーの後、9番でボギー。忍耐の必要なプレーが続く。
バックナインに入っても、15番までバーディー1つにボギーが2つだったが、上がり3ホールでプレーの冴えを見せる。16番はバーディーパットを惜しくも外したが、17番、18番と連続バーディーでフィニッシュ。通算12アンダー7位タイに順位を上げて終わった。
「あまりショットの調子が良くなくて、耐えるゴルフでした。パットも決められず、気持ち的に乗っていけなかった」とフラストレーションがたまったが、終盤に手応えを感じていた。「16番のティーショットからつかんだ感じがあって。あそこはホントに惜しかったけど、決めきることができなくて」と悔しさをにじませるのも、自分への期待が大きいからこそ。初優勝に向けて着々と準備を整えている。
山下は3番、6番とバーディーを重ねて13アンダーまでスコアを伸ばし、優勝争いに絡む勢いを見せた。だが、悔しいパットも多く、バックナインに入っていい流れが止まってしまい、通算13アンダー4位タイ。「決めたいパットが決まらず苦しかった。パッティングだったり、スピンコントロールだったり、課題もたくさん見つかったので、それに取り組んで来週以降も頑張りたいです」と、前向きに締めくくった。
2番から怒涛の5連続バーディーを奪う勢いを見せたのが畑岡奈紗だ。バックナインに入って3つボギーを叩いたが、上がり2ホール連続バーディーで取り返して通算10アンダー11位タイ。「あれくらいパットが決まってくれると気持ちいい。ショットは去年に比べて良かった」と満面の笑み。2シーズン勝利から遠ざかっているが、久々の通算7勝目はそう遠くなさそうだ。
昨年の平均ストロークNo.1、ベアトロフィー獲得者らしく安定したプレーを続ける古江彩佳は通算9アンダー13位タイ。吉田優利は尻上がりに調子を上げて通算7アンダー23位タイ。QTから“出戻り”のしぶとさを見せている。
西郷真央が通算5アンダー28位タイ。先週のデビュー戦で8位と力を見せた竹田麗央は決勝ラウンドに入ってスコアを落とし、通算2アンダー45位タイと米ツアーの厳しさを味わった。
メジャーウイナーの2人は、笹生優花が通算2オーバー59位タイ、渋野日向子が通算5オーバー67位に終わっている。全部で12人が出場していた日本勢だが、西村優菜、岩井千怜、岩井明愛の3人は予選落ちしている。
優勝は通算21アンダーまでスコアを伸ばした首位スタートのノ。米女子ツアー初勝利を挙げた。
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