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“キューティフル”の父「娘は日本に合っている」 8位の韓国7勝パク・ヒョンギョンにサイン求める長蛇の列
前年大会を最終日7打差逆転で制覇したイ・ヒョソン(韓国)は、3バーディー、4ボギー、1クアドラプルボギーの「77」でプレー。通算3オーバー29位タイでフィニッシュした。
「東京バナナのお土産をもらった」
◆国内女子プロゴルフ 第8戦&メジャー第1戦
ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 5月8~11日 茨城ゴルフ倶楽部 東コース(茨城県) 6675ヤード・パー72
「日本の試合は初めてなのに多くの日本のファンがこんなにも応援してくれることに感動しました。『東京バナナ』などお土産もたくさんもらいました」

日本ツアー初参戦の韓国のパク・ヒョンギョン。笑顔から充実した4日間だったことが伝わってきた。初日を3アンダーで発進し、2日目と3日目はバーディーを取れなかったが、最終日は3バーディー、1ボギーの「70」でラウンド。18番パー5ではピンまで240ヤードを3ウッドで2オンに成功。13メートルのイーグルパットは外れたが、最後はバーディー締めでギャラリーを沸かせた。通算2アンダー8位タイでフィニッシュし、目標のトップ10入りを果たした。
「今日はとにかくアンダーで回りたかった。最終ホールをバーディーで締めくくったので、いい流れを韓国に持って帰ることができそうです」
今大会前には韓国ツアーで3試合連続のトップ10入り。いい流れで迎えた日本ツアーだったが、「グリーンが速くパットが難しかったけれど、ショットの感覚は日本でもっといいものになった。今大会に出場して本当に良かったです」と、さらにレベルアップできたことに満足した。
9月のメジャー「日本女子プロ選手権」にも参戦か

愛称はキューティーとビューティフルを合わせて“キューティフル”。昨年は韓国ツアーで3勝して、賞金ランキング2位の実力を日本のメジャーで示したばかりか、笑顔と愛嬌の良さも相まって、連日、プレーを追うギャラリーは増えていった。最終日のホールアウト後も、日本初お目見えの選手ながら、サインを求めるギャラリーの大行列ができていたほど。
韓国男子ツアーの元プロで、キャディーを務めた父のパク・セス氏は「最終日は惜しいホールがいくつかあって、もっと伸ばせたけどよく頑張った。娘は見た目もそうだが、プレーもショートゲームが得意だし、日本のスタイルに合っていると思う」と笑った。
親子ともども、日本でいい思い出を持ち帰ることができそうだが、本人はすぐに気持ちを切り替えていた。
「今年は韓国ツアーでポイントランキング1位(KLPGA大賞)になることが目標。これを達成できたらいつでも日本に行きたい」。目標達成後に日本参戦を視野に入れる。
さらに、9月に開催される国内メジャーの「ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会」(9月11日開幕/大洗ゴルフ倶楽部・茨城県)にアジア枠があり、「出られる可能性があると聞いているので、資格があるなら出場したい」と意欲を示した。
今週水曜日には韓国ツアーでマッチプレーの試合があるため、試合後すぐの帰国となったが、「成田空港周辺のうなぎ屋でうな重を食べます(笑)」と最後まで笑顔だった。
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