申ジエが首位に　惜敗の藤田さいき、大会上位の葭葉ルミ、ルーキー荒木優奈らが浮上【女子ゴルフ・ポイントランキング】

　国内女子ツアーの各競技、および米女子ツアー・メジャー競技での順位をポイントに換算し、年間を通じての総合的な活躍度を評価するランキング。シーズン終了時に50位内の選手には来季のシード権が、1位の年間最優秀選手には4年のシードが付与される。

　国内女子メジャー第1戦「ワールドレディスサロンパスカップ」（茨城ゴルフ倶楽部 東コース／茨城県）が終了。

　首位と2打差の2位から出た2018年大会覇者の申ジエ（韓国）が、通算7アンダーで並んだ藤田さいきとのプレーオフを制し、逆転で国内メジャー5勝目を飾った。これでツアー通算29勝目。永久シード獲得の偉業に“王手”をかけた。また、優勝賞金2400万円を獲得し、ツアー史上初めて生涯獲得賞金で14億円を突破した。

　申は400ポイントを獲得し、20位から一気にトップ（586.58ポイント）に躍り出た。

　大会2位の藤田は240ポイントを加算して、21位から7位（417.08ポイント）に浮上した。

　大会3位の葭葉ルミは180ポイントを加算して、39位から18位（260.29ポイント）に。大会4位のイ・ミニョン（韓国）は140ポイントを加算して、35位から20位（239.68ポイント）に。大会5位の全美貞（韓国）は120ポイントを加算して、12位から8位（400.91ポイント）にそれぞれランクアップした。

　大会6位タイに入って105ポイントを得た山城奈々は57位から32位（151.54ポイント）に。ルーキーの荒木優奈は22位から17位（266.70ポイント）にそれぞれ浮上した。

　ランクトップの申に続く2位は、同大会を11位タイで終えた佐久間朱莉（494.74ポイント）。今季1勝の岩井千怜が3位（465.99ポイント）で続く。

　前週まで2位だった菅楓華は予選落ちに終わり4位（453.29ポイント）にランクダウン。5位に今季1勝の安田祐香（449.97ポイント）。6位に河本結（431.29ポイント）が続く。

　さらに、7位に藤田。8位に全。9位に大会11位タイの小祝さくら（400.03ポイント）。10位に今季1勝の穴井詩（396.01ポイント）が続いている。