- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- ツアー
- 前年覇者の笹生優花はビッグイベントに照準 土曜に会場入りし入念調整「もう一勝できたらさらに特別なこと」
連覇&大会3勝目を狙う笹生優花(さそう・ゆうか)は、前週の土曜日に会場入りし入念に調整をしている。
「全米女子オープンなのでコンディションも厳しい」
◆米国女子プロゴルフ メジャー第2戦
全米女子オープン 5月29~6月1日 エリンヒルズ(ウィスコンシン州) 6835ヤード・パー72
第80回「全米女子オープン」の開幕が迫っている。前年大会は最終日を5位からスタートした笹生優花が「68」でプレー。通算4アンダーとし3打差を逆転。2021年に続く大会2勝目を飾った。日本勢のメジャー複数回優勝は男女を通じて初の快挙だった。

連覇&大会3勝目を狙う笹生は前週の土曜日に会場入りした。26日の記者会見では、コースについて聞かれ、「とても難しいです」と冗談めかして英語で話し始めた。
「最初の印象ですが、リンクスのようで風も強いです。全米女子オープンなのでコンディションも厳しいですから、コースをできるかぎり知るために早めに入りました。でも、まだ数日必要です」と笑う。
「また勝てたらうれしいですが、他の試合でも勝てたらうれしいです。でも、もう一勝できたらさらに特別なことなので、勝つことがモチベーションになっています」と、3度目の戴冠へ意気込んだ。
メジャー初戦「シェブロン選手権」からの直近3試合は予選落ちに終わっている。(シェブロン以降は)「ほぼティーショットから全部練習しています。もちろんフラストレーションもありますが、ゴルフは完璧なものではないと自分自身よく理解しています。地道に努力する部分が一番楽しいです」と話した。
さらに「(シェブロンは)すべていい状態ではなかったですが、自分のゴルフをどこに持っていきたいのか、何をするべきか分かっていたので、満足していたわけではないけれど、同時に楽しんでもいました。望んでいた結果ではなかったですが、思うようにプレーできないことが、さらに自分を成長させてくれると思います」と振り返った。
しっかり照準を合わせて臨むビッグイベント。勝ち方を知っている23歳が初日に向けてギアを上げる。
- 1
- 2
最新の記事
pick up
ranking