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長崎大星はプレーオフに敗れ号泣…「マスターズ」出場を逃す 優勝はタイのF・ラーオパックディー【アジアアマ結果】
松山英樹や金谷拓実、中島啓太が過去に優勝、「マスターズ」出場を果たした「アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権」最終日が終了した。
「パッティングが入らなくて本当に悔しい」
◆アマチュア競技
アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 10月23~26日 エミレーツGC マジュリスコース(UAE) 7289ヤード・パー72
「遥かなるオーガスタ」への道が目の前に開けた瞬間、すさまじいプレッシャーが襲ってきた。
今大会はアジア太平洋ゴルフ連盟とオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ、R&Aが主催。優勝者には来年度のメジャー「マスターズ」と「全英オープン」の出場権が与えられる。松山英樹が2010年に優勝を飾り、翌年のマスターズでローアマを獲得。10年後の2021年、マスターズ制覇を成し遂げたことは広く知られるところ。
長崎大星(勇志国際高)も後続に5打差をつけて最終日を迎えるという展開となり、若干16歳ながら「人生の一番の目標」というマスターズ挑戦の夢を抱いてスタートした。しかし体がいつものように動かない。4バーディーを奪いながら6ボギーを叩き失速。最終ホールでも1.5メートルのウィニングパットを決められず、タイの20歳、フィファ・ラーオパックディーに15アンダーで並ばれプレーオフに持ち込まれてしまった。

プレーオフは1、2ホール目とも両者バーディーで譲らない。だが3ホール目でついに決着の瞬間が訪れる。セカンドショットが池ギリギリに止まる幸運にも助けられ、バーディーを奪ったラーオパックディーに対し、長崎は左ラフから3打目のアプローチを寄せられずパー。悔しさを胸にしまい込んで、優勝したラーオバックディーを祝福した。
松山英樹(2010、11年)、金谷拓実(18年)、中島啓太(21年)に次ぐ日本人4人目の大会制覇を逃してしまった長崎は、ホールアウト後号泣。
「今日は『絶対守りきってやるぞ』と思って前半からラウンドしていたんですけど、パッティングが入らなくて、本当に悔しいです。マスターズという舞台や全英という舞台が目に映ってしまうと、やっぱり緊張してしまったり、まだまだメンタル的なことも足りない」と最終日を振り返った。
とはいえ、まだ16歳。チャンスは今後も巡ってくるはず。「もっともっと練習や優勝争いを重ねて来年、もっと期待で優勝できるように頑張りたいです」と最後は前向きな言葉で締めくくった。
<日本勢の成績>
2/-15/長崎大星(勇志国際高)
3T/-13/中野麟太朗(早大)
14T /-6/片野貫一朗(光英VERITAS高)
19T/-3/小林翔音(日大)
21T/-2/小林匠(大阪学院大)
38T/+5/隅内雅人(日大)
42T/+7/松山茉生(福井工大福井高)
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