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- 「選手とファンがかつてなく強くつながる」国内男子新規大会が千葉で開幕 片岡尚之は日本オープンからの連勝へ
選手会主催の新規大会「フォーティネット プレーヤーズカップ」が30日に開幕。片岡尚之、生源寺龍憲、石川遼らが出場し、賞金王争いが激化。ファン参加型の“ギャラリーファースト”施策も導入される。
新規大会「フォーティネット プレーヤーズカップ」
◆国内男子プロゴルフ
フォーティネット プレーヤーズカップ 10月30~11月2日 成田ヒルズカントリークラブ(千葉県) 7137ヤード・パー71
国内男子ツアーの新規大会「フォーティネット プレーヤーズ カップ」が、10月30日に千葉県・成田ヒルズカントリークラブ(7137ヤード・パー71)で開幕する。ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)が主催し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)が共催する初の試みだ。世界最大級のサイバーセキュリティ企業フォーティネットが特別協賛として名を連ねる。
出場は96選手。賞金総額は発表時の1億円から1億5000万円に増額され、優勝賞金も2000万円から3000万円にアップした。シーズンも残り6戦。賞金王争いがヒートアップする中で、今大会はその行方を左右する重要な4日間となる。
6月までに2勝を挙げて賞金ランキングトップを走る生源寺龍憲(7758万5920円)を筆頭に、同2位の蝉川泰果、3位の金子駆大がタイトルレースをけん引。10位・清水大成(4940万9359円)までが、今大会の結果次第で首位浮上の可能性を残している。
賞金1位でシーズンを終えれば来季のPGAツアー予選会(Qスクール)をファイナルステージから、2~5位はセカンドステージから出場できる。現在14位(4000万6256円)の石川遼も、その座を狙う立場だ。

注目は2週前の「日本オープン」で悲願のメジャー初制覇を遂げた27歳・片岡尚之。優勝で米メジャー「マスターズ」と「全英オープン」の出場権を手にし、今大会では勢いそのままに2戦連続優勝を目指す。
28日に発表された予選ラウンドの組み合わせでは、片岡が生源寺、古川龍之介と同組。石川は蝉川、米ツアー1次予選を突破した出利葉太一郎とラウンドする。
ほかにも河本力、安森一貴、選手会長の谷原秀人、実行委員長の堀川未来夢、米2次予選進出の杉浦悠太らが出場。ツアーの中核を担うメンバーが集結する。
大会テーマは「プレーヤーとファンがかつてなく強くつながるトーナメント」。SNSを通じてファンから寄せられた意見を反映し、Wi-Fi完備の観戦エリアや専用アプリ、ホールごとの観戦ポイントを示すアテンドボードなど、“ギャラリーファースト”の環境が整えられた。
新しい秋の風物詩となるべく、選手会主導の挑戦がスタートする。
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