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- 松山英樹、ショット不安も6バーディー発進 イーブンパー27位で“ホスト大会”2日目へ「“必死”ではない」
松山英樹(まつやま・ひでき)がダンロップフェニックス初日を「70」でまとめ、イーブンパー27位発進。ショットに不安を抱えながらも6バーディーを重ねた。上位も伸びず巻き返しに期待がかかる。
今年2度目の国内試合となる松山
◆国内男子プロゴルフ
ダンロップフェニックストーナメント 11月20~23日 フェニックスCC(宮崎県) 7117ヤード・パー70
大会を主催する住友ゴム工業(ダンロップ)と用具使用契約を結ぶ松山英樹が、ホストプロとして今年もダンロップフェニックスに参戦。
大会覇者となった2014年以来、毎年特別な思いで臨む一戦であり、今回は10月のPGAツアー「ベイカレントクラシック」に続く、今年2度目の国内試合となる。直近の実戦は7位に入った米ツアー「ジェネシス選手権」で、約1カ月ぶりの試合だ。
初日は6バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの「70」。イーブンパー27位タイでの滑り出しとなった。前半は2バーディー、1ボギーで1アンダーと手堅くまとめたが、後半はパーが1つにとどまり、出入りの激しい展開となった。

ラウンド後、松山はショットの不安定さを隠さなかった。
「ショットは全体的にうまくいっていない感じ。それでもバーディーを6つ取れたのは大きかった。ただ、パーでしのげる場面でパターをミスしてしまい、このスコアになってしまった。明日に向けていい調整をしたい」と振り返った。
ティーショットについても「いいドライバーショットはなかった」と厳しい自己評価。ウェッジショットも「引っ掛けたりプッシュしたりと狙い通りではなかったが、たまたま2メートルほどについた場面もあり運に助けられた」と明かした。
それでも、多くのボギーを出しながらもバーディーで取り返した点について問われると、「バーディーは取れているので“必死”ではないが、明日も1つでも多くバーディーを取り、ミスを減らしていきたい」と前を向いた。
大会は昨年、パー71で通算22アンダーで決着したが、今年はパー70の設定に変更されている。松山は前日に「昨年は暖かくて条件が良かった。天候次第だが、今年は2ケタアンダーに到達すれば勝機がある」と語っていた。
前田光史朗が6アンダーとひとつ抜けているものの、上位陣もスコアを大きく伸ばしておらず、松山は「評価はできないが、しっかりついていけるようにしたい」と静かに闘志を見せている。2日目以降の巻き返しに注目が集まる。
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