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- グリップの素材でよく耳にする「エラストマー」って何? ラバーより“優れている部分”と“劣っている部分”を教えてもらった
ゴルフグリップの素材は大きく分けて「ラバー」と「人工樹脂」の2つが存在します。そして、人工樹脂のグリップは「エラストマー」と呼ばれる素材が広く使われているといいます。そこで、「エラストマー」とはどのような素材でどんな特徴があるのか、専門家に話を聞きました。
メーカーにより原料配分が異なり特性も変わってくる
ゴルフのグリップに使われているエラストマーは一種類だけなんですか。
「エラストマー樹脂はいろいろな材料をブレンドして、性能を出せることも特徴です。最初に話した『タック性』を高めることで、手にぴったりと吸いつくような素材にすることも可能ですし、配合を変えることで、滑りにくいグリップにするなどの工夫もします。とにかく、研究してよりよい素材探しをしている状況です。これは他社でも行われていることで、それぞれ成分配合を変えるなどしているので、メーカーごとの特徴が出てきます」

「つまり、一口に『エラストマー』といっても、すべて同じではなく、会社によっても製品によっても、異なる配合で異なる特徴を出しているんです。また、素材以外にも形状の違いやエンボス形状の違いなどでもグリップの特性は変わってきます。『グリップなんて、どれも同じでしょ?』という方もいらっしゃいますが、決してそうではないので、数多くのグリップからご自身のフィーリングにぴったり合うものを選んでいただければと思います」
しばらく、グリップ交換をしていないという方は、ぜひ、この機会に素材から見直して、新しいグリップに替えてみることをオススメします。
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