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同じロフト角のフェアウェイウッドとユーティリティーはどっちを選べばいいか迷う… 同一モデルで特性や弾道の違いを比べてみた
「同じようなロフト角」でフェアウェイウッドとユーティリティー(ハイブリッド)の両方をラインナップしているメーカーは多いですが、どうやって選ぶのがベターなのでしょうか。そもそもどっちが飛んで簡単なのか、どんなゴルファーとの相性がいいのか……クラブ特性や弾道の違いなどを比べてみました。
「ロフト」と「長さ」だとどちらが飛びにより影響するのか
例えば大人気のピン「G440」シリーズには5番&7番ウッドと「同じようなロフト角」のユーティリティー(ハイブリッド)がラインアップされています。その違いはどういう点なのか、どちらが飛ぶのか、どちらが簡単なのか、アマチュアの方から質問されることがよくあります。

今回は「G440 MAX フェアウェイウッド」の5番(ロフト角19度)&7番(同21度)と、「G440 ハイブリッド」の2番(同17度)&3番(同20度)をクラブ計測&試打して、クラブ特性と弾道結果の違いを比べてみました。
「G440 MAX フェアウェイウッド」の5番ウッド(19度)のクラブ長さ42.5インチに対して、「G440 ハイブリッド」の2番(17度)は40.75インチ(純正カーボンシャフト)。ロフト角だけで比べればハイブリッドの方が飛びそうですが、クラブ長さからするとフェアウェイウッドの方が飛びそうな気もします。

またヘッドの重心をみると、シャローヘッドで大きな投影面積のフェアウェイウッドの方がはるかに重心が深くて低いことが計測で確認できました。
ヘッドスピードや弾道の高さを出すならFW
試打を行った際の弾道結果は、クラブ測定結果と一致しました。
クラブが長い影響で、ヘッドスピードや打ち出し角の高さはフェアウェイウッドに軍配が上がり、弾道の高さも出しやすくなっていました。

これはロフトが大きいことや、大きな投影面積の割にソールが邪魔にならないデザイン上の工夫があることに加え、ヘッドが深重心かつ低重心になっていることも大きく影響しています。
表示ロフトよりもインパクトロフトが大きくなりやすいため、高弾道でキャリー飛距離が出るのです。つまり「ボールを上げて飛ばす」なら、5番&7番ウッドに大きなメリットがあります。
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