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- ネット予約の普及で宣伝広告コストは最小限に!? 酷暑対策やDX化などあるがゴルフ場が一番コストをかけているのは?
ゴルフ場はコース管理や人件費など様々なところにコストがかかっています。最近では自動精算機やオンライン予約などのDX化、またクラブハウスの老朽化などでリニューアルを行っているゴルフ場も増えています。いまゴルフ場では、どんなところにコストがかかっているのかをゴルフ場関係者に聞いてみました。
コースの差別化を図る施策にコストを費やしている
以前のゴルフ場は、プレー代を高く取れるビジターの集客に力を入れ宣伝広告費を使うことに積極的でした。フリーペーパーなどの宣伝媒体や費用がかかる企画に加わるなど、新規顧客獲得にコストをかけていました。しかし最近は広告費をあまり使わないそうで新規会員権販売時に限られた媒体に出稿する程度だそうです。

代わって最近のゴルフ場では、人員不足に対応するためのDX化や、近隣ゴルフ場との差別化を図るためにコストをかけています。DX化の例としては、カートにGPS搭載ナビを装備することやフロント横の自動精算機の導入などが挙げられます。
カートナビの導入はコース案内だけでなくスコア入力もできるため、マスター室の業務の軽減につながっています。大手ゴルフ場運営会社のPGMでは、カートに送風機を付けた「クールカート」を2022年から導入し始め、夏のコースを快適にプレーできるゴルフ場として他コースとの差別化を打ち出しています。
来場してくれたゴルファーにいかに満足してもらうか、そこにコストをかけているわけです。
女性ゴルファー対策などで改修費は増え続けている
最近、特に費用をかけているものについてゴルフ場に話を聞くと、「お客様満足度を上げるための施策にかなりの投資しています」という返答。具体的には「カートの全台入れ替えからクラブハウス内のカーペットなどの新調、女子トイレの増設まで行いました」と大がかりなものでした。
カートは1台あたり100万円ほどの費用がかかるといわれています。18ホールのゴルフ場では60台程あるため、全台となると数千万円とかなりの金額です。トイレ増築にも1カ所500万円ほどかかったそうで、それを2カ所増やしたそうです。最近は女性ゴルファーへのサービス促進が急務で、トイレ増設やロッカーの整備などを行っているゴルフ場が多くなってきているようです。
また、あるゴルフ場関係者は「バブル期にオープンしたゴルフ場ですが、開場から30年以上経過し、修繕費や燃料費は増加傾向です」と悩みを打ち明けてくれました。
修繕費や光熱費はゴルフ場運営に必要な費用ですが、あまりお金はかけたくはないもの。しかし最近は資材費、人件費、電気代、燃料代とすべてが高騰しているため経営は大変だそうです。
ゴルフ場の商品となるコースに関しても「グリーンの芝を夏の酷暑に耐える品種に改修しました。夏でもグリーンのクオリティーを保つためですが、当ゴルフ場では昨年はその部分に一番予算をかけました」と返答するコースもあり、夏の暑さ対策にコストを使うゴルフ場は今後さらに増えそうです。
インターネットを利用すれば、ゴルフ場のプレー料金はすぐに調べられます。また、そのゴルフ場の特徴やアクセスも簡単に分かります。ですからゴルフ場としては、宣伝広告にあまり費用をかける必要はなくなってきているのです。
それよりも夏の酷暑の中でも快適にプレーするための投資や人手不足の中でサービスを低下させないためのDX化など、ゴルフ場はお客様満足度を上げることに必死なようでした。
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