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グリーン周りのミスが激減!? 30ヤード以内もバンカーもこれで恐くない今注目のピン「s159ウェッジ」6種類のソールグラインドをプロが試打実践解説<PR>
2024年3月、ピンから登場した新しいウェッジ「s159」。鈴木愛プロをはじめ、多くのツアープロが使用しており、市場でも人気のある注目のウェッジで、特に注目すべきは6種類に増えたソールグラインドです。その機能を森山錬プロに解説してもらうとともに、どのソールが合うのか、打ち方も違う2人のアマチュアゴルファーが試打。さらに森山プロ自身の試打によって、6種類の使い分け方を詳しく解説してもらいました。
「転がし」のアプローチは、ドロー回転で
今回s159を試打してもらうアマチュアゴルファーの1人、森雅人さんは平均スコアは90です。
飛距離に不満はないけれど、アプローチに苦戦しているそうです。特に「転がし」のアプローチが苦手だといいます。同じように打っているつもりでも、球の高さや転がり度合いがそろわないので、距離感が出ないとのことです。
そんな森さんに対して、森山プロは「ドライバーでも、フェードよりもドローのほうが転がるように、アプローチでも転がすときはドロー回転のイメージを持つと、出球やランの度合いがそろって距離感が出やすくなります。ボールを右寄りにセットして、インサイドアウト軌道で打ってみましょう」とアドバイスします。
プロのアドバイスを受けて、森さんが打ったボールは低い出球で転がりの多い球になりました。しかし、程よくスピンもかかっています。
「いつもよりも打ち出しの高さが低くなり、転がりも多い球になりました。ボールが少しフェースに乗ってくれる感じもあり、コントロールできそうです」と、森さんはこの打ち方に手応えを感じたようです。
「この打ち方だったらどんなグラインドでも打ちやすいですが、適度にソールが滑ってくれるオーソドックスな性能のSグラインドが相性が良いかもしれませんね」(森山プロ)
深いラフはバウンス効果の高いグラインドを!
続いて、森さんが打つのは深いラフ。とくに夏の元気なラフはクラブに絡まって、なかなかうまく打てないものです。距離感も出しづらく、森さんはシャンクすることも多いといいます。
これに対し森山プロは「深いラフの場合、芝の抵抗がとても強いので、それに負けない準備をすることが大切です。シャンクしてしまうのも芝の抵抗に負けているためですね。1番の目標は、ボールの下にクラブヘッドを届かせることです。ボールを右足寄りに置いて、バックスイング:7、フォロー:3くらいで、ドンとラフに落としてフォローを取らないくらいの感じで振ります。体重は左足にかけてください」(森山プロ)とアドバイスします。
深いラフでは、リーディングエッジが突き刺さらないように、バウンスの大きさと高さがあったほうが有利です。大きめのバウンスがあれば、芝をなぎ倒すようにしてボールがヘッドに届いてくれます。
「ラフで威力を発揮するのは、新しく追加されたBグラインド。そしてワイドソールハイバウンスのWグラインドです。バウンス角がしっかりあったほうが、深いラフではやさしく脱出できます。ローバウンスモデルを使う人は、フェースを開いてバウンスを増やすとよいでしょう」(森山プロ)
森さんの場合、深いラフなどのシーンではバウンス角が大きめながら、操作性の高いBグラインドが扱いやすそうです。
実際に試打した感想について森さんは「ソールが滑って、ボールまで届く感じで、クラブが助けてくれる感覚があります。球の高さも出やすいので、ラフからでも寄せられそうなイメージでした」と話します。
バンカーは、ダブルバウンスのEグラインドでナイスアウト!
今回試打してもらうもう1人のアマチュアゴルファー、ゴルフのニューススタッフTさんは平均スコアが100だそうです。
Tさんは、バンカーが大の苦手だとか。普段のラウンドでもなかなか一回では出ないといいます。そんなTさんに対して森山プロはどうアドバイスするのでしょうか?
「Tさんに限らず、バンカーでバウンスが使えていない人は多いですね。それでは、サンドウェッジが発明される1920年代以前のゴルファーと同じです(笑)。
バンカーにはいろいろなテクニックがありますが、苦手な人はすくい打ちするくらいのつもりで打つと良いでしょう。そのほうが、ソールから砂に入っていくのでバウンス効果が発揮できるのです。
ボールの手前に打ち込もうとして、自然と手が左前に出る人がいますが、そうするとリーディングエッジの部分から砂に入ってしまい、砂の爆発力を得ることができません」(森山プロ)
まず、PINGの歴史の中でも代表的なモデルである「EYE2」の形状を取り入れたEグラインドを打ってもらいました。Eグラインドのネックは砂に潜り込みやすく、砂の抵抗を抑える効果があります。トゥの部分が大きく、リーディングエッジに丸みがある独特の形状に「かなり違和感があります」というTさんでしたが、打ってみると「ポンッ」とナイスアウトします。
「Eグラインドは、ソールの真ん中に凹みがあって、リーディングエッジ側が砂に入り込んだあと、後ろのソールがボンッと跳ねて、ボールを前に飛ばしてくれます。バウンスが前後に2つあるような形状で、バンカーがとてもやさしく打てるのです」(森山プロ)
Tさんがさらに気に入ったのは、最もハイバウンスでソール幅の広いWグラインドです。
「自分ではどうなっているのかわからないのですが、少々手前から入ってもスパンと砂が取れて、ボールが飛んでいきます。いつもはこんな風にナイスアウトはできないのですが。これがソールの効果なのですね(笑)」(スタッフTさん)
アマチュアにも気に入ったソール形状は見つかる
「s159」を試した2人のアマチュアゴルファーは、6種類のソール形状の違いを十分に体感したようです。
「これまでソール形状にあまりこだわりがなかったのですが、6種類のソールを打ち比べてみて、自分でもその違いが体感できたので良かったです。その中でとくに私にはBグラインドが合っていると感じました。ソールが滑ってくれるのがはっきり感じられ、薄い芝からの転がしアプローチでも深いラフでも安定して打つことができました」(森さん)
「バンカーが苦手だったので、EグラインドやWグラインドを使うと、あんなに簡単に出せることに驚きました。自分くらいの技術でもソールの機能が感じることができてうれしかったです。クラブの恩恵が感じられるのはありがたいですね。他のシチュエーションでは、オーソドックスなSグラインドが使いやすいと思いました」(スタッフTさん)
自分が打ちたい球を打ちやすいソール形状を選ぶのもいいですし、それぞれのソール形状に得意なシチュエーションがあるので、自分の苦手な部分をウェッジの機能で補うのも良いでしょう。
次のページでは、森山プロ自身が「s159」を試打して、6種類のソールグラインドの使い分け方をさらに詳しく解説してくれます。