最新の記事
- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- ギア・グッズ
- 「クラブに求める“やさしさ”は人それぞれ」ってどういうこと? ピンのアイアンを試打してわかったこと<PR>
〈Sponsored by ピンゴルフジャパン〉
「難しいクラブは造らない」というポリシーを持つクラブメーカー「ピン」。ミスに強いクラブを造るメーカーとして多くの人に支持されていますが、アイアンのラインアップを見てみると、さまざまなモデルが用意されています。今回は、それぞれのアイアンについての解説と試打によって、それぞれの特徴を探っていきます。
森山プロから見た「やさしいクラブ」とは?
「難しいクラブは造らない」というポリシーを持つクラブメーカー「ピン」は、ミスに強いクラブを造るメーカーとして多くの人に支持されていますが、アイアンのラインアップを見てみると、「ブループリント T」「ブループリント S」「i230」「i530」「G430」「G730」とさまざまなモデルが用意されています。今回は、それぞれのアイアンについて森山錬(もりやま・れん)プロに解説してもらいつつ、アマチュアゴルファー3人に試打してもらい、それぞれの特徴について探っていきます。
やさしいアイアンは「ひとつのクラブメーカーに1モデルあれば良いのでは?」と思うかもしれませんが、ピンがさまざまなモデルをそろえていることには、すべてのゴルファーに対して「やさしいクラブ」を造るというピンの思いが込められているそうです。
それはピンの創業者、カーステン・ソルハイム氏の逸話にさかのぼります。自身、パターが苦手だったというカーステン氏は自宅のガレージでクラブ造りを始めます。目指したのは、多少ミスをしても、芯で打ったときのように転がってくれるパター。それが自身にとっての「やさしいパター」でした。何が苦手なのかは人によって違いますから、ピンはさまざまなゴルファーにとって「やさしいクラブ」とは何かを考え、クラブ造りを続けてきたのです。
――森山プロにお伺いしたいのですが、「やさしいクラブ」とはどんなクラブなのでしょうか。
【森山】 一言に「やさしい」と言っても、ゴルファーの腕前や考え方で内容は変わります。例えば、私にとってのやさしいクラブは「自身がやろうとしていることがスムーズにできるクラブ」です。しかし、僕がコントロールしやすいと思うクラブでも初心者が打った場合は難しいと感じるでしょう。つまり、「やさしいクラブ」の感じ方は人それぞれ違うことになりますね。
――なるほど。ピンがアイアンのラインアップを多数展開している理由にもつながりますね。
【森山】その通りだと思います。私はピンのアイアンをすべて打ちましたが、その中で操作性を重視し、私にとってやさしいモデルは「ブループリント T」や「ブループリント S」でした。
幅広いゴルファーが求める性能をそれぞれに具現化した高性能なアイアンたち
【森山】「ブループリント」シリーズ以外のアイアンにも、それぞれに特徴があります。「i230」はコンパクトなヘッドサイズで操作性を求める人が満足できる性能を持ちつつ、ミスヒット時の弾道のばらつきを抑えたモデルです。「i530」は、飛び系アイアンながらもツアープレーヤーが好みそうなシャープで程よいヘッドサイズに仕上げています。その一方、複合素材を使用した中空構造により、低重心かつ高い慣性モーメントを実現。打点がズレても安定した高弾道と飛距離が期待でき、見た目とは裏腹なやさしさを発揮してくれます。
【森山】「G430」は、さまざまなミスへの寛容性が非常に高いピンのフラッグシップモデルです。大きめヘッドのキャビティ構造で、打点がズレてもヘッドがブレにくく、直進性の高い弾道を安定して打たせてくれます。「G730」は6つのモデルの中でもミスへの高い寛容性を持ち、ピン史上最も飛距離性能の高いモデルです。ヘッドの重心を深く・低く設計することで、高弾道と高初速を実現。多少ミスをしても、とにかくボールを前に飛ばしてくれる「良い意味の強引さ」が特徴です。
森山プロに解説していただいたところで、今回はアマチュアの3人に来ていただいているので、これらの4モデルを打っていただき、どのモデルが自分にとってやさしいアイアンなのかを見つけてもらいましょう。
まず試打してもらったのは、若者ゴルファーから支持を集め、インスタグラムのフォロワーが6万人を超えるインフルエンサーで、平均スコア「81」のルイゴルフ(大塚塁)さんです。
【ルイゴルフ】※以下【ル】
今使用しているアイアンに大きな不満はないのですが、もう少し距離が出てくれると楽になるんじゃないかなと思っています。
【森山】今使用しているアイアンはアスリートモデルですね。では適度なサイズで飛距離が得やすい「i530」を打ってみましょう。
【ル】すごい! いつも通りの振りで1クラブ以上飛びました!曲がり幅も少ないし、普段より短い番手でグリーンを狙えるので安心感が大きいです!
【森山】データとしては申し分ないですね。では5番アイアンも打ってみましょう。
【ル】やっぱり飛んでいますね!少々芯を外しても曲がりづらいし、とてもやさしいです。
【森山】確かに距離は出ていますが、もうちょっと降下角が欲しいですね。
【ル】降下角? 着弾する時の弾道の角度のことですよね?
【森山】そうです。この角度だとグリーンでしっかり止めるのが難しくなります。ルイゴルフさんの腕前なら5番アイアンでも安定してグリーンを狙いたいところですから、多少飛距離を落としてもグリーンをとらえやすいモデルの方が良い結果につながりやすいと思いますよ。もう少し操作性の高い「i230」を打ってみましょう。
【ル】飛距離は「i530」と比べるとちょっと落ちますが、高さが出て楽に打てますね。
【森山】「i230」なら降下角も確保できていますし、長い距離でも安心してグリーンを狙えますね。今回は試打するシャフトが限定されていますが、「i530」で飛距離を求めて、高さを出したいならシャフトを軽くしたり、やわらかくしたりといった選択肢があるのがピンなんです。そんな調整もできますよ。
【ル】なるほど! シャフトの選択や調整ができるのはいいですね!操作性が高そうなのは「i230」な感じがしますが、「i530 」で高さが出るなら、構えた時の違和感は両方ともないし、打感も良いしどっちにするか迷っちゃいます。
- 1
- 2