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- ホールインワンでアマチュアが100万円獲得は史上初の快挙! 岩永杏奈16歳にして8度目のエース
「スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント」初日、16歳の岩永杏奈(いわなが・あんな)が6番ホールでホールインワンを達成。賞金100万円を獲得した。アマチュア規則では12年からラウンド中のホールインワンに限り賞金の限度額が撤廃されているため、岩永の100万円獲得に問題はない。
4Uでピン5メートル手前に落としてカップイン
◆国内女子プロゴルフ 第29戦
スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 10月10~12日 東名カントリークラブ(静岡県) 6435ヤード・パー72
16歳の高校2年生ながら、昨年の「日本女子オープン」でローアマとなり、今年の「日本アマ」では2位となった岩永杏奈。今大会でもトップテン入りを目指していたが、初日からいきなり注目を浴びた。なんと6番パー3(185ヤード)でホールインワンを達成したのだ。

16番ホールなら賞金500万円だったが、4、6、10番ホールにも賞金100万円が懸けられていた。通常のトーナメントではホールインワンの賞金は達成者が均等割りすることが多いが、今大会では期間中に達成した選手全員にそれぞれの額が付与されるため、岩永の100万円獲得は確定。アマチュアがホールインワンを達成して100万円を獲得したのは史上初だ。
「2年半ぶりのホールインワンだったので、すごくうれしかったです。ボールが入ったのは見えました」。4番ユーティリティーで放ったボールは、緩やかなドロー軌道を描きながらピンの5メートル手前に落ち、そのまま転がってカップの中へ消えていった。

聞けば、今回のホールインワンが自身8度目だという。初めてのエースは小学3年生のときで、130ヤードあったがドライバーを使って達成したというから驚きだ。
気になる100万円の使いみちだが、「欲しいものはなくて、けっこう友達と遊びに行くので、そのときのために貯金しておきます」と堅実的な考えを持つ。100万円が大金だということは認識しているが、これまでに手にしたことがない額だけに、ピンとこないのが実感だ。

アマチュアが賞金100万円も受け取っていいのかと思う人もいるかもしれないが、12年にアマチュア規定が改定され、ラウンド中のホールインワンであれば、賞金を含め、限度額(10万円)を超える賞を受け取っても問題なくなった。当時はそれが大きな話題となり、本気でホールインワンを狙いにいくと語っていたアマチュア選手もいたほどだ。したがって、確率的には相当低くなるが、2日目以降も岩永がホールインワンを達成したなら、さらに賞金を上乗せできることになる。
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