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欧州でPGAツアーの下部リーグ化を懸念する声が噴出! ドバイのスポンサー企業「DPワールド」がささやく米・欧・リブの一体化

2025.11.26 舩越園子(ゴルフジャーナリスト)
DPワールド(欧州男子)ツアー リブゴルフ(LIV Golf) 砂場Talk(バンカートーク) 米国男子ツアー

DPワールド(欧州)ツアーの年間ランキングで有資格者を除くトップ10入りを果たすと、翌年のPGAツアー出場資格が手に入る制度。日本選手も久常涼、星野陸也、そして今年の中島啓太が恩恵にあずかってきたが、欧州ではこの制度があることで優秀な若手が流出し、PGAツアーの下部リーグ化を促していると懸念する声も上がっている。

中島啓太が欧州でPGAツアー切符を獲得

 DPワールドツアーのレース・トゥ・ドバイ・ランキングで、有資格者を除くトップ10入りを果たすと、翌年のPGAツアー出場資格が手に入るという、ありがたいパスウェイ(道)のことは、すでにご存じの方も多いことと思う。

 これまで日本人選手もこのシステムの恩恵を受けてきた。2023年シーズン終了後には久常涼、24年には星野陸也、そして今年は中島啓太が、このトップ10に食い込み、PGAツアーへの切符を獲得した。

 日本の若い選手の中には、久常や星野、中島に続いて、自分も同じ道を進もうと考えている選手もいることだろう。

 日本のみならず、欧州をはじめとする世界各国の若者たちが「DPワールドツアー経由でPGAツアーへ行こう」という目標を立てていることと思う。

 米スポーツイラストレイテッドによると、DPワールドツアーも、同ツアー出身選手がグローバルに活躍することは「ゴルフの向上と発展につながり、素晴らしいことだ」と喜びの言葉を発しているそうである。

PGAツアー切符を獲得した中島啓太 写真:JGTOimages
PGAツアー切符を獲得した中島啓太 写真:JGTOimages

 しかし、その一方で、「せっかくDPワールドツアーで育った優れた才能が、米国へ流出しているということでは?」「DPワールドツアーはPGAツアーの下部ツアーと化してしまうのでは?」といった声も聞かれ始めているという。

 DPワールドツアーの25年シーズンが終了し、中島はレース・トゥ・ドバイ・ランキングで、有資格者を除いたトップ10リストの8位に食い込み、26年のPGAツアーカードをゲットした。

 そのリストで1位になったのは、27歳の英国人選手、マルコ・ペンジ。1位フィニッシュとなった彼は、来季のPGAツアーカードとともに、シグネチャーイベントの「AT&Tペブルビーチプロアマ」や「ジェネシス招待」、「ザ・プレーヤーズ選手権」の出場資格も手に入れたのだが、今季の彼はレース・トゥ・ドバイのランキングそのものにおいても、年間王者に輝いたローリー・マキロイに次いで2位になった強者なのだ。

 DPワールドツアーで年間2勝の活躍を披露したペンジは、DPワールドツアー育ちのビッグスターであり、DPワールドツアーが誇るトップ中のトッププレーヤーと言っていい。飛距離ランキングでは同ツアーのトップ5に数えられるロングヒッターでもあり、マキロイとともにDPワールドツアーを代表する顔的存在になったと言っても過言ではない。

 しかし、「せっかくビッグに育ったペンジが、PGAツアーカードを付与されて、来年は米国へ行ってしまうのだから、これはDPワールドツアーにとって大損失なのではないか?」と懸念する声がツアー内部や周辺から、じわじわと上がり始めているという。

 それを耳にしたペンジ自身は、「海の向こう側でビッグ大会に出て、世界のトッププレーヤーを相手に戦えることが楽しみでたまらない」と喜びつつも、「来季は米欧双方でプレーするし、DPワールドツアーの試合には、できる限り多く出るつもりだ」と語った。

 しかし、当然ながら、それには物理的限界がある。今季のペンジはDPワールドツアーで26試合に出場したが、PGAツアーが主戦場となる来季は、日程をどう調整したとしても、出場可能試合は半数の13試合前後が限界と見られており、来季の欧州でペンジのプレー姿を見る機会は間違いなく減ることになる。

「欧州の優秀な選手がどんどん米国へ流出してしまう」

 振り返れば、「DPワールドツアーからPGAツアーへ」というパスウェイ(道)が創設されて以来、すでに3年になる。

 そもそも、この制度が考え出された背景には、かつて欧州選手がなかなかPGAツアーカードを得ることができず、苦労してきた歴史的経緯があった。

 スコットランド出身のコリン・モンゴメリーは、欧州では最強で最大人気を誇る選手でありながら、ただの一度もPGAツアーの正式メンバーになることは叶わなかった。

 当時は、欧州選手がPGAツアーの出場資格を得る方法は「メジャー優勝のみだ」とまで言われていたほどで、それはさすがに誇張しすぎだが、実際、ニック・ファルドやベルンハルト・ランガー、パドレイグ・ハリントンらは、みなメジャー覇者となったことで、PGAツアーの正式メンバーになった。

 そんな苦境を目にして、「もっと欧州選手のグローバルな活躍を促そう」という話が近年になって具体化し、ようやく考え出されたのが、DPワールドツアーの有資格者を除いたトップ10にPGAツアーカードを授けるというシステムである。

 だが、このままだと「DPワールドツアーで腕を磨いた優秀な選手がどんどん米国へ流出してしまう」「DPワールドツアーがPGAツアーの下部ツアー化してしまう」等々、批判や懸念の声が徐々に上がり始めている。

 そして、このシステムによって「DPワールドツアーで育てた若い力をPGAツアーに送り出してあげるのだから、そのお返しとして、PGAツアーはDPワールドツアーにもっと貢献すべきではないか?」という意見も聞かれ始めている。

 DPワールドツアーとPGAツアーが戦略的パートナーシップを結んだのは2020年のこと。その契約は27年までとされている。

 契約の一環として、全英オープン前週に開催されていたDPワールドツアーの「スコティッシュオープン」は、その後PGAツアーとの共催大会に変わり、大会名も「ジェネシス・スコティッシュオープン」と改められている。

 米メディアは、同様の共催大会を1つ増やして全英オープン翌週に欧州で開催すれば、両ツアーの選手たちは3週連続で欧州の舞台に立ちやすくなり、欧州ゴルフは今以上に盛り上がるのではないかと見ている。

 米スポーツイラストレイテッドは、米欧共催大会をさらにもう1つ2つ増やし、シーズン序盤に中東あたりで開催すれば、米欧どちらの選手にとってもアクセスが良く、どちらのツアーにとってもプラスになるのではないかと提案している。

 そして、PGAツアーの新CEOに就任したブライアン・ローラップ氏は、DPワールドツアーとうまく連携を取りながら、グローバルな施策を積極的に考え、実施していくに違いないとも見ている。

「米・欧・リブの三者は一体化してグローバルなサーキットとなるべきだ」
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