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- プロゴルファーのスポンサー契約事情 ロゴの場所や大きさはどう決まる? ウエアの支給枚数は?
あらゆるプロスポーツの中でも、ゴルフは選手個人が身に付けている企業ロゴが多い競技の一つです。スポンサー契約にはどんな種類があって、それぞれどんなサポートを受けているのでしょうか。
米国では場所ごとにロゴの露出時間を正確に測定
契約先企業は自社名やブランド、商品名をアピールしたいので、できるだけ目立つところに企業名やロゴを入れたいのが本心です。ただ、キャップ、ウエア、キャディーバッグなどのスペースは限られているため、選手側は重要なスポンサー、サポートしてくれる企業など優先順位をつけながら、場所やサイズを決めています。
テレビ中継されるゴルフトーナメントで、一番露出度が高いのはキャップ正面です。キャップ側面、ツバ、シャツの胸、袖、キャディーバッグなども露出度が高い部分で、米国の調査会社では、選手ごとにどの部分がどれぐらい露出しているか時間を測り、その効果をレポートしています。
もちろん、人気選手や優勝争いをしている選手の露出が高いことは言うまでもありません。露出度の高い部分に企業名、ロゴを出すことは、当然、契約金も高額になるということです。
人気と実力を兼ね備える女子プロゴルファーの稲見萌寧は、今年、楽天と所属契約を結びました。楽天がプロゴルファーと所属契約したのは、稲見萌寧が初めてとのことです。
一番目立つキャップの正面は今まで用品契約のブリヂストンスポーツの「B」マークでしたが、現在は楽天の「R」マークに変わりました。キャップ正面に所属先のロゴが入る例は決して多くありません。関係者に話を聞きましたが、それだけ高い契約金が発生したのではないかとのことでした。
付けている企業のロゴが多いこと、誰もが知る有名企業のロゴが入ることは、プロゴルファーにとって人気と実力の証とも言えます。
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