ゴルフのニュース
twitter facebook youtube
虫眼鏡
  • home
  • ツアー
  • 話題のSNS
  • ゴルフの豆知識
  • ギア・グッズ
  • コラム
  • レッスン
  • GOLFGEAR CATALOG
  • チャンネル
ゴルフのニュース
  • home
  • ツアー
  • 話題のSNS
  • ゴルフの豆知識
  • ギア・グッズ
  • コラム
  • レッスン
  • GOLFGEAR CATALOG
  • チャンネル
  • ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
  • 記事一覧
  • コラム
  • ジュニア時代から海外進出? それとも国内ツアーで実績を残すべき? ツアー8勝の現役プロが考える「PGAツアー」へ最善の道とは?
コラム

ジュニア時代から海外進出? それとも国内ツアーで実績を残すべき? ツアー8勝の現役プロが考える「PGAツアー」へ最善の道とは?

2025.10.01 山西英希
手嶋多一 米国男子ツアー

ここ数年、海外ツアーに挑戦する選手が着実に増えている日本の男子プロ。まだPGAツアーで活躍しているのは松山英樹プロしかいませんが、海外を目指す選手が増えなければ、世界のトップに近づく選手も生まれません。ところで、PGAツアーを目指す場合、ジュニア時代から海外へ行くべきか、国内で力をつけてから挑戦するべきか、大きく分かれます。果たして、どちらの道が正解なのでしょうか。

国内ツアーで経験を積んでからでも遅くはない

 高校を卒業後、米国の大学に留学して腕を磨いた手嶋多一プロ。しかし、PGAツアーではなく日本のプロテストを受験し、国内ツアーを拠点としました。せっかく米国の芝にも慣れ、言葉や文化、食事といった問題もクリアしていたのに、PGAツアーに挑戦しなかった理由とは。

※※※

 ボクがPGAツアーを目指さなかった理由は簡単で、自分のゴルフが通用しないと感じたからです。というのも、ボクが米国の大学ゴルフ部に在籍していた頃、学生の大会で圧倒的な力を誇っていたのがフィル・ミケルソンでした。ドライバーの飛距離はもちろん、ショットの正確性やショートゲームの精度などを目の当たりにして、こんなレベルの選手が参加するPGAツアーには自分の居場所がないと悟ったんです。

 当時の学生にはクリス・ディマルコやデビッド・デュバルもいましたね。幸いにもタイガー・ウッズはいませんでしたが、うまい選手が多かった記憶があります。

 実際、自分よりも上手な選手でさえ、PGAツアーで戦うことをあっさりとあきらめ、ゴルフメーカーなどに就職していました。十数年後、ボクがあるPGAツアーの試合にスポット参戦したとき、たまたまタイトリストのサービスカーにゴルフ部時代のルームメイトが働いていたんです。「なんでお前がこの大会に出場できるんだ」といわれましたが、彼にとっては素直な感想だったと思います。

PGAツアーを目指すならどんなルートが最善なのだろうか? 画像:PIXTA
PGAツアーを目指すならどんなルートが最善なのだろうか? 画像:PIXTA

 昔と今では選手層やツアー自体のシステムもかなり変わったので比較できませんが、仮にジュニア世代の選手がPGAツアーを目指すのなら、高校卒業後に米国へ留学することは悪くないでしょう。米国の環境にも慣れるし、自分の立ち位置を理解できるからです。

 体が大きくてパワーがある選手ならそのまま米国でPGAツアーを目指しても構いませんが、そうでなければ国内ツアーで経験値を上げてから挑戦するほうがいいかなと思います。ショットの正確性やショートゲームのうまさなど、自分のストロングポイントを磨くことでPGAツアーでも十分戦えるはずですからね。

海外で勝ち抜くにはメンタル面の強さが必要

 将来的に海外を目指すのであれば、早い段階で海外での試合を経験するべきです。芝の違いやコースセッティングに慣れることも大切ですし、海外選手のレベルを肌で感じることも重要です。

 欧米に限らず、アジアンツアーや中国ツアー、台湾ツアーなど、海外の試合に出るチャンスはあるので、積極的に海外に目を向けてほしいです。

 個人的に米国留学で驚いたのは、外国選手が持つメンタル面の強さです。大学も強化に力を入れており、月に2回ほど一流のメンタルコーチを招聘して精神医学の講義を行っていました。学生も積極的で、「プレッシャーがかかったときはどのように対処すればいいのか?」、「集中力を高めるにはどうしたらいいのか?」などのように代表的な質問から、「下りのスライスラインを迎えたときはどうすればいいのか?」といった細かい質問まで飛び交っていました。

 生まれ育った文化の違いもありますが、最後の土壇場で自分を信じる力を持っている選手が、米国には多いように感じます。技術や筋力を高めることも必要ですが、このようなメンタル面も鍛えなければ、海外ツアーでは勝ち抜くことができないのかもしれません。

 男子プロに対する世間の見方は厳しいですが、松山英樹選手のようにPGAツアーで活躍できる選手が3、4人出てくれば、その見方も変わるはずです。海外ツアーに目を向ける選手がどんどん出てきてほしいですね。

手嶋多一(てしま・たいち)

1968年10月16日生まれ、福岡県出身。15歳で日本オープンで予選通過するなど、ジュニア時代から活躍し、“九州の怪童”と呼ばれる。米国留学を経て93年に国内男子ツアーでプロデビュー。日本オープン、日本プロなどツアー8勝を飾る。07年には欧州ツアーにフル参戦している。現在はシニアツアーを主戦場にしながら、男子ツアーにも数試合出場している。ミズノ所属。

【動画】PGAのトップはスゴイ… 誰もが“アルバトロス”を期待したマキロイの衝撃的すぎるスーパーショット! これが実際の映像です
  • 1
  • 2
この記事の画像一覧へ(1枚)

あなたにおすすめ

ボールが上がらないと悩むゴルファーへ朗報! 日本シャフトから高弾道の「N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL G.O.S.T」が誕生<PR>

  • プロが続々とスイッチ! 石川遼や青木香奈子らが使うキャロウェイの新作「OPUS SP」ウェッジが評価されているワケとは?<PR>

  • ミズノがアマチュアに寄り添う“番手別最適設計”を採用! 上重アナも絶賛の新アイアン「S-1」「M-13」「M-15」をコースで試打<PR>

  • すべてのモデルが、すべてのゴルファーに対する有効な選択肢 タイトリスト「Tシリーズ」がリードする新しきアイアンの世界<PR>

最新の記事

【米女子ゴルフ】異例の大会中止後のハワイ決戦! 悔しい思いをした勝みなみ、畑岡奈紗、渋野日向子の意気込みは?

  • キングサイズのゴルファー必見! ハワイ発の人気ゴルフアパレルに“サカゼン別注”登場 スタイリッシュなアイテムを「6Lサイズ」まで展開

  • 日本でもおなじみ“メジャーハンター”のスイングを深堀り インパクトゾーンが長くなる秘密は肩の“タテ回転”

  • ジュニア時代から海外進出? それとも国内ツアーで実績を残すべき? ツアー8勝の現役プロが考える「PGAツアー」へ最善の道とは?

pick up

  • ボールが上がらないと悩むゴルファーへ朗報! 日本シャフトから高弾道の「N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL G.O.S.T」が誕生<PR>

    ボールが上がらないと悩むゴルファーへ朗報! 日本シャフトから高弾道の「N.S.PRO MODUS3 HYBRID HL G.O.S.T」が誕生<PR>

  • プロが続々とスイッチ! 石川遼や青木香奈子らが使うキャロウェイの新作「OPUS SP」ウェッジが評価されているワケとは?<PR>

    プロが続々とスイッチ! 石川遼や青木香奈子らが使うキャロウェイの新作「OPUS SP」ウェッジが評価されているワケとは?<PR>

  • ミズノがアマチュアに寄り添う“番手別最適設計”を採用! 上重アナも絶賛の新アイアン「S-1」「M-13」「M-15」をコースで試打<PR>

    ミズノがアマチュアに寄り添う“番手別最適設計”を採用! 上重アナも絶賛の新アイアン「S-1」「M-13」「M-15」をコースで試打<PR>

  • すべてのモデルが、すべてのゴルファーに対する有効な選択肢 タイトリスト「Tシリーズ」がリードする新しきアイアンの世界<PR>

    すべてのモデルが、すべてのゴルファーに対する有効な選択肢 タイトリスト「Tシリーズ」がリードする新しきアイアンの世界<PR>

ranking

  • 「ゴルフ界のアイドル」元賞金女王の“絶対領域”コーデに視線集中!圧巻の美スイングに「いつまでもファンです」とコメント続々

    「ゴルフ界のアイドル」元賞金女王の“絶対領域”コーデに視線集中!圧巻の美スイングに「いつまでもファンです」とコメント続々

  • 女子ゴルフ「第2回リランキング」で終盤戦の出場権はどうなった? 上位フィニッシュの吉本ここねは“安全圏”に浮上

    女子ゴルフ「第2回リランキング」で終盤戦の出場権はどうなった? 上位フィニッシュの吉本ここねは“安全圏”に浮上

  • 女子ゴルフ試合後の“心温まる”光景… 結末を一緒に見届けた“戦友”の存在に涙腺崩壊のファン 「こんな美しい姿はない」

    女子ゴルフ試合後の“心温まる”光景… 結末を一緒に見届けた“戦友”の存在に涙腺崩壊のファン 「こんな美しい姿はない」

  • 女子ツアー第2回リランキングを解説 ボーダーラインは? 金田久美子、横峯さくら、青木香奈子ら“崖っぷち”の女たちに注目

    女子ツアー第2回リランキングを解説 ボーダーラインは? 金田久美子、横峯さくら、青木香奈子ら“崖っぷち”の女たちに注目

  • 「リランキング」の行方を占う予選ラウンド終了 ボーダー付近の選手に明暗… 横峯さくら、金田久美子のベテラン勢は望みをつなぐ

    「リランキング」の行方を占う予選ラウンド終了 ボーダー付近の選手に明暗… 横峯さくら、金田久美子のベテラン勢は望みをつなぐ


プロツアーバナー
GOLFGEAR CATALOGバナー
小川明現場主義バナー
舩越園子バナー

[Yahoo! JAPAN広告]

trend keyword

  • 徳永歩
  • 吉本ここね
  • 加藤金次郎
  • ウォルマートNWアーカンソー選手権
  • ベイカレントクラシック
  • ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント
  • ザ・スタンダード ポートランドクラシック
  • フェデックスセントジュード選手権
  • リシャール・ミル チャリティトーナメント
  • 古川龍之介
ゴルフのニュース

カテゴリー

  • ツアー
  • 話題のSNS
  • ゴルフの豆知識
  • ギア・グッズ
  • コラム
  • レッスン

サービス

  • GOLFGEAR CATALOG

公式SNS

  • twitter
  • facebook
  • youtube
  • ゴルフのニュースについて
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ
  • 運営会社

メディア・ヴァーグ運営媒体

  • VAGUE
  • くるまのニュース
  • 乗りものニュース
  • バイクのニュース
  • オトナンサー
  • マグミクス
  • LASISA
  • 旅費ガイド
  • Merkmal
Copyright © mediavague Inc. All Rights Reserved.
Copyright © mediavague Inc. All Rights Reserved.