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異なるモデルの組み合わせで“自分仕様”のタイトリストに!? 最新アイアン「T100」「T150」「T250」「T350」を徹底試打
タイトリストの最新アイアン「T100」「T150」「T250」「T350」の4機種。異なるモデルの組み合わせも考えられているというアイアンを、ゴルフイラストレーターの野村タケオさんにすべて試打してもらいました。
他モデルとの組み合わせ自由度も高い「T350」
最後に「T350」アイアンです。Tシリーズの中では一番ヘッドが大きく、優しく使えるアイアンですが、前作に比べるとずいぶんヘッドがシャープになりました。これも「T250」同様に中空構造になっています。オフセットは他のモデルに比べると少し大きめになっています。

「T250」と同じ鍛造Lフェース構造に、「T350」専用のマルチゾーンVFT設計を組み合わせることで、フェース下部の打点でも高打ち出しを実現しています。高比重タングステンを左右に分散配置したスプリットウェイト設計により、重心位置を戦略的に最適化。高打ち出し・高弾道と安定性を両立させています。
少し大きさは感じますが、そこまで違和感はなく、ヘッド形状がキレイなので構えやすいし安心感があります。
打ってみると、フェースがたわむような軟らかさを感じます。そして高弾道で飛距離がしっかり出ます。長い番手でもボールは上がりやすく、ミスヒットにも強い構造になっていますね。スピンも適度に入っているので、飛距離が出るうえにしっかりとグリーンでも止まってくれます。とにかく優しく飛距離が出せるので、アイアン型ユーティリティーみたいな感じだと思いました。

このアイアンはやはりミスに強く優しく飛ばしたいというゴルファーに向いているでしょうね。
タイトリストのTシリーズアイアン4種をコースで打ち比べましたが、それぞれにしっかりと特徴があり、前作よりも進化していることが感じられました。さすがにタイトリストのアイアンだけあって、顔はもちろんのこと、打感や打音にもしっかりとこだわりが感じられました。
また構えた時の形状に統一感があり、違うモデルをブレンドして使っても違和感がないように考えられていますね。実際、僕はメインに「T250」を使っているのですが、5番アイアンだけは優しく飛ばせる「T350」を入れていますが、全く違和感はないし、とてもいいセッティングになったな、と思っています。
プロは「T100」メインで3番アイアンだけ「T250」というブレンドセットにしているパターンが多いらしいです。みなさんも、ぜひそれぞれ試打をしてみて、自分にあうモデルやセッティングを探してみてください。
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