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- ゴルファー高齢化で加速する“トイレ少なすぎる問題”の解決策は? 3番・12番にも設置すべき!?
本サイト「ゴルフのニュース」が9月8日に配信した「『何がイヤ、って女子トイレ入ったら便座が上がってる事…』 女性ゴルファーの叫びに共感の声殺到! 求められる男性の意識改革」の記事に多くの反響がありました。そして記事の内容に対する一般ゴルファー声をまとめた記事にも続々とコメントが寄せられています。
「ハーフ2時間以上かかることを前提とすると、最低2カ所は必要」
本サイト「ゴルフのニュース」が9月8日に配信した「『何がイヤ、って女子トイレ入ったら便座が上がってる事…』 女性ゴルファーの叫びに共感の声殺到! 求められる男性の意識改革」の記事に多くの反響がありました。そして記事の内容に対する一般ゴルファー声をまとめた記事にも続々とコメントが寄せられています。
元記事の内容は、ラウンド中に男性ゴルファーが女子トイレを利用するケースがあることに言及したもの。「女子トイレから出てきた男性を目撃した」「以前、女性専用トイレをノックしたら、女性の声真似をして『入ってます』と言った」など、ネット上に寄せられたさまざまな事例を紹介し、キャディーから提案されることもある現状を解説しました。

元記事および反響記事に対するコメントとして多かったのが、そもそもゴルフ場のトイレが少なすぎるという声。
「ハーフ2時間以上かかることを前提とすると、最低2カ所は必要です。トイレに行けないから水分を取らないって女性も結構居ますよ」
「トイレタイミングは人それぞれ違う。出物腫れ物所嫌わずという言葉通りいつしたくなるかわからない」
「基本トイレが、茶店のあるハーフで1か所しかないので、男性の小を茂みでする人は多いですよ」
「途中のトイレの数が足りません。男性が女性用トイレを使用するのがいけない事ですが、1つのトイレを4人で順番に使用すると5分以上かかる」
用を足したくなるタイミングは本来、人それぞれですが、コース上のトイレが少なすぎるために同じタイミングで行かざるを得ない。そうなると進行の都合上、どうしても女子トイレを利用しようという発想になってしまうという意見が多く見受けられました。そうしたコメントには多くの「共感した」マークが付けられていました。
ハーフターン後はトイレまで“持たない”人が続出
この“ゴルフ場のトイレ少なすぎる問題”、決して今に始まったことではありませんが、最近とみに叫ばれるようになったのは、ゴルファーの高齢化という問題も無縁ではないようです。
いわく「歳をとると、前立腺肥大などで、小の頻度が多い方はすごく多いですね。急にお腹いたいときとかも、前が詰まって待たされれば、茶店まで死にそうになりますよね」と、年配の男性ならではの悩みがトイレ少ない問題を加速させていることがうかがわれます。もう少しどうにかならないものでしょうか。
ゴルフ場経営コンサルタントの飯島敏郎氏(株式会社TPC代表取締役社長)は次のように指摘します。
「ゴルフ場のトイレはアウトとインで一つずつというのが基本で、それぞれ中盤の進行が詰まりやすいパー3の手前あたりに置くのが定番となっています。これは設置場所やコストの問題が大きいのですが、確かに少ないという声は多いですよね」
「特に最近は年配のゴルファーが増えてきたことにより、自ら運転せず電車とクラブバスを利用したり同伴者のクルマに便乗したりという人も増えています。そうした方は昼に遠慮なくアルコールを飲めるので、ハーフターン後にトイレまで小用を我慢できないという人が目立つようになってきました」
「そこで3番ホールや12番ホールあたりに仮設トイレを置くなどの対策を迫られています。飲みすぎは禁物ですが、ゴルフとお酒は切っても切れないところがありますから」
飯島氏は一般営業のゴルフ場だけでなく、トーナメントのギャラリー用トイレも少ないと指摘。何十年も継続している大会なら仮設ではなく常設の快適なトイレを提供してホスピタリティーを示すことがツアーの活性化にもつながるのではと言います。
時代の変化とともにゴルフ場のトイレも形を変えていくべきなのかもしれません。
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