「＃メジャーチャンピオンの姉になりました」 堀琴音の快挙達成に姉・奈津佳も感無量… SNSに記した“姉妹愛”あふれるコメントが話題に

　女子プロゴルファーの堀奈津佳が自身のインスタグラムを更新。妹・琴音に祝福のメッセージを送りました。

　10月5日に最終ラウンドが行われ、通算19アンダーをマークした堀琴音のメジャー初優勝で幕を閉じた「日本女子オープン」。

　試合から一夜明けた6日の投稿で奈津佳は「妹が優勝しました」「メジャーチャンピオンになりました」と報告。続けて「がんばるといいながら、しんどくてツラいこともあったと思います」と琴音の気持ちを代弁するコメントを添え、「ここまでの日々を思い出し、時の流れを感じながら本当にうれしかったです」と、妹が手にした偉業の喜びを伝えました。

　琴音は2016年の同大会で、当時アマチュアだった畑岡奈紗に逆転を許し1打差で惜敗。その後18年にはシードを喪失するスランプに陥るも、21年の「ニッポンハムレディス」で初優勝。翌22年の「Tポイント×ENEOS」で2勝目を飾るなど、復活までの道のりを家族として一番近くで見守ってきた存在の一人でもあった奈津佳。

「心からおめでとう」と苦しい時間を乗り越えて手にした妹の偉業を称え、最後は「＃メジャーチャンピオンの姉になりました」「＃うれしいです」とハッシュタグを添えて締めくくったこの投稿には、琴音本人からも「メジャーチャンピオンの姉になりましたwww」「ちょっとツボった。笑 ありがとう」とリプライが到着。

　さらには「本当におめでとう」「こっちゃん…強かった」「あの笑顔で今までの苦労が報われましたね」「良きお姉さんがいるからこそ」「堀姉妹応援します」「次はお姉ちゃんの番」とコメントが寄せられるなど、ゴルフファンから多くの祝福が届いています。

1992年7月6日生まれ。徳島県出身。小学校4年生のとき、父の勧めで、妹・堀琴音と共にゴルフを始める。11年のプロテストに一発合格し、12年ステップ・アップ・ツアーで2勝。13年「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でレギュラーツアー初優勝。同年6月の「アース・モンダミンカップ」で2位に8打差をつける通算21アンダーで2勝目。4日間72ホールにおける最少ストローク記録を更新すると同時に、4日間連続で60台をマークしての優勝というツアー史上初の記録も樹立した。

1996年3月3日生まれ、徳島県出身。姉は女子プロゴルファーの堀奈津佳。2014年にプロテストに合格。15年にJLPGA新人賞を受賞し、21年の「ニッポンハムレディスクラシック」でツアー初勝利を飾った。22年「Tポイント×ENEOS」でツアー2勝目。24年12月に結婚を発表。25年10月の「日本女子オープン」で悲願のメジャー初優勝を手にした。