- ゴルフのニュース|総合ゴルフ情報サイト
- 記事一覧
- 話題のSNS
- 「まさかあなたが…」 堀琴音へ届けた“師匠”のユーモア全開メッセージに涙するファン続出 「面白く全部詰め込んだ最高の文章」
「まさかあなたが…」 堀琴音へ届けた“師匠”のユーモア全開メッセージに涙するファン続出 「面白く全部詰め込んだ最高の文章」
ツアーで戦う多くのプロゴルファーを指導する森守洋(もり・もりひろ)コーチが自身のインスタグラムを更新。国内メジャー「日本女子オープン」で優勝を飾った堀琴音(ほり・ことね)を祝福しました。
「本当に心からおめでとう」
ツアーで戦う多くのプロゴルファーを指導する森守洋コーチが自身のインスタグラムを更新。堀琴音に祝福のメッセージを送りました。
兵庫県・チェリーヒルズゴルフクラブを舞台に4日間にわたって繰り広げられた国内メジャー「日本女子オープン」が5日に閉幕。
初日から「66」「67」「68」と安定したプレーを見せ、3日目を終えた時点で2位と1打差の単独首位に立っていた堀。最終日を15歳のアマチュア・廣吉優梨菜との最終組でスタートし、変わらぬ安定感抜群のゴルフで試合を優位に運んで5バーディー、1ボギーの「68」をマーク。この日「65」の猛チャージを見せた佐久間朱莉を2打差で退け、通算19アンダーで約3年ぶりの優勝と悲願のメジャー初制覇を手にしました。
長らく不振にあえいでいた堀を2018年から支えている森コーチは、試合後の投稿で「拝啓 堀琴音様」と書き出し、「この度は日本女子オープン 優勝おめでとうございます」と祝福。
「まさかあなたが歴史ある日本女子オープンに名を刻むとは」と驚きを隠せない心境をつづり、続けて「シードも落ち試合にも出れず 東京ゴルフスタジオで練習しては文句を言いながらお菓子食ってたあなた」「今日は見違えるようなオーラをまとい堂々たるプレーをしていましたね」とユーモアを交えながらこれまでの道のりを振り返りつつ、教え子の成長に胸打たれたことを明かしています。

その後も「あなたが名前を刻んでよいのだろうか」「こんなやばいやつが優勝したことあるのだろうか」と“師匠”ならではの愛情たっぷりなイジリを織り交ぜながらも、優勝の喜びを誰よりもかみしめている様子。
また、ラウンド終盤は堀の夫とともに表彰式後に行われるフォトセッションの予行練習をやっていたことを明かし、「17番のティーショットで少しペラり、池に入りそうになった時はバチが当たったのかと肝を冷やしました」とも告白。一筋縄ではいかない“メジャー”ならではのピリついた緊張感が漂っていたことを伝えました。
堀は2016年の同大会で、当時アマチュアだった畑岡奈紗に逆転を許し1打差で惜敗。その後18年にはシードを喪失するスランプに陥るも、21年の「ニッポンハムレディス」で初優勝。翌22年の「Tポイント×ENEOS」で2勝目を飾るなど、復活までの道のりを一番近くで支えてきた存在でもあった森コーチは、「忘れないでほしいのです」「プロゴルファーは応援してくれる人達がいて見てくれる人達がいて初めて成り立つ職業です」と記した思いとともに、「決しておごらず 勘違いせず これからもゴルフ道に精進してください」と堀へのメッセージをアップ。
そして最後は「なにより僕に優しくしてほしいのです」とおどけながらも、「本当に心からおめでとう」と改めて祝福し、堀との思い出をユーモアたっぷりに振り返った本投稿には「泣きそうになりました」「感動をありがとうございます」「みんなが思ってることを面白く全部詰め込んだ最高の文章」「日本女子オープン神話が完成」「愛情たっぷりなメッセージ」「まさに再生工場ですね」「思わず笑ってしまいました」とコメントが寄せられるなど、垣間見える2人の“師弟愛”に大きな注目が集まっています。
堀 琴音(ほり・ことね)
1996年3月3日生まれ、徳島県出身。姉は女子プロゴルファーの堀奈津佳。2014年にプロテストに合格。15年にJLPGA新人賞を受賞し、21年の「ニッポンハムレディスクラシック」でツアー初勝利を飾った。22年「Tポイント×ENEOS」でツアー2勝目。24年12月に結婚を発表。25年10月の「日本女子オープン」で悲願のメジャー初優勝を手にした。
最新の記事
pick up
ranking