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- 渋野日向子は厳しい状況にも「人生終わりではない」「めっちゃ前を向きます」 7カ月ぶり国内で「笑顔が戻ってくると思う」
渋野日向子(しぶの・ひなこ)が今年の「Vポイント×SMBCレディス」以来、約7カ月ぶりの国内女子ツアーに参戦する。今季は米女子ツアーでCMEグローブランキング104位と納得のいく成績を残していない渋野だが、今大会は21年に優勝を飾っている相性のいい大会でもある。多くのギャラリーからパワーをもらい、自身にとっての最終戦となる「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」に向けて調子を整える。
リズムを安定させることが今の課題
◆国内女子プロゴルフ 第29戦
スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 10月10~12日 東名カントリークラブ(静岡県) 6435ヤード・パー72
今季、米女子ツアーでCMEグローブランキング104位と納得のいく成績を残していない渋野日向子。全米女子オープンでは7位タイに入ったものの、それ以外の試合ではトップ10に入ることができなかった。前週もハワイで開催された「ロッテ選手権」に出場したが予選通過できず、傷心のまま帰国の途についた。
結果を残せない要因の一つが自分のリズムでスイングやパッティングをできないことにある。
「スイング中はリズムが早くなるし、構えてから遅くなったりもしているんで、どっちもあるんですけど、早くなったり、遅くなったりというのが現状です」
渋野といえば、テンポのいいリズムでプレーするのが特徴だが、そのリズムが安定しないことで、ショットやパッティングの精度が上がり切らないようだ。

ただ、いつまでも悲観してばかりもいられない。「吹っ切れないと前に進めないので、目の前の試合に集中したいですし、これで人生が終わるわけではないと思ってめっちゃ前を向きます」と、笑顔を見せる。
安定しないリズムに関しても、「体を大きく使ったり、初歩的なことの確認だったりすることから始めています。あまり気にしすぎると頭の中がこんがらがってしまいますからね」と、基礎的な部分をもう一度検証するつもりだ。
技術面はもちろん、精神面でも一度リセットする意味で、今回、国内ツアーに出場することは大きな意味がある。約1カ月後に開催される米女子ツアーの「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」が渋野にとってのシード獲得へ向けてのラストチャンスとなるが、試合勘をキープし、大逆転劇を演じるためにもいい結果を残したい。
今大会の目標を聞かれると、「頑張りたい」というひと言に尽きたが、初日から大勢いのギャラリーが来場することは十分予想される。ゴルフファンは、苦しいながらも渋野らしいプレーを期待するのは間違いない。渋野も当然、そんな気持ちに応えるつもりだ。
「最近は試合中に笑顔が少なくなってしまう場面がすごく増えているのは自分でも分かっています。ただ、日本に帰ってくると笑顔が戻ってくると思うんですよね。それを試合でも見せられるといいかなと思います」
今大会は2021年にプレーオフの末に優勝を飾っている。ラウンドするうちに、徐々にそのときの気持ちも思い起こすはず。精神面でプラス要素が生まれれば、それが好結果を生むことにもつながる可能性は十分ある。最終日に渋野が満面の笑みを浮かべる姿に期待したい。
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