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- 優勝争いの最終18番で“異例の10分中断” 申ジエと競技委員のやりとりの全容
最終18番で約10分の中断となった申ジエの処置。その裏では左打ちのアドレス可否やカート道路の救済を巡り競技委員と協議が行われていた。結果的にルール上問題はなく、判断の妥当性が浮き彫りになった。
申ジエ1人で処置しても問題はなし
◆国内女子プロゴルフ 第4戦
アクサレディス 3月27~29日 UMKカントリークラブ(宮崎県) 6539ヤード・パー72
最終18番パー5、左ラフから申ジエが放った第2打は、再び左ラフにつかまった。サード地点に行ってみると、ボールは急斜面のラフに止まっていたが、なかなか打とうとしない。やがて左打ちでスタンスを取るそぶりを見せるなど、いっこうに打つ気配が感じられない。何をしているのか、早く打てばいいのにと思った人もいるだろう。ほどなくして競技委員が1人、2人と駆けつけ、ジエと3人で協議が始まった。
ようやく結論が出たのか、ジエはボールをドロップした後、アイアンで第3打を放ち、グリーンをとらえた。この間、約10分。果たしてどのようなやりとりがあったのか、ジエ本人と現場で対応していた田辺裕子競技委員長に話を聞いた。

「最初は自分で判断して処置をしようと思いましたが、最終ホールですし、多くのギャラリーもいる中で、しっかりとした処置をしたかったので競技委員を呼びました」とジエ。さらに続ける。「急斜面だったこともあり、アドレスを取りたくても取れない状況でした。そこで左打ちなら問題なくアドレスできると思い、実際に立ってみると足元がカート道路の上だったんです。それでカート道路からの救済を受けたいと競技委員に伝えました」。
田辺競技委員長によると、当初は右打ちでもアドレスを取れるのではないかと進言したが、ジエから「それを決めるのは選手」という返答があったという。実際にジエに立ってもらったところ、傾斜で滑り落ちてしまい、アドレスを取ることができなかったため、左打ちでのアドレスを認めた。その過程で協議が長引き、時間を要した。
最終的にジエは、足元がカート道路にかからない地点で左打ちのアドレスを取り、ニアレストポイントを決定。そこからホールに近づかない範囲で1クラブ以内にドロップした。ボールはカート道路よりも左ラフに止まったが、その後は右打ちでアドレスに入った。これはルール上認められており、問題はない。
では、ジエ1人で処置していた場合はどうだったのか。ルール上は問題ないが、永峰咲希と僅差で優勝争いを繰り広げていた状況であり、テレビ中継もあった。後に議論を呼ぶ可能性を考えれば、時間はかかったものの競技委員を呼んだ判断は妥当だったと言える。(宮崎市/山西英希)
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