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- 青木功が若手男子プロに大胆提言!「昔は自分勝手な選手が多かった、若手は自分らしさをもっとアピールするべき」
3月10日に「青木功プロ 文化功労者顕彰を祝う会」が催されたが、その際に報道陣との囲み取材があり、青木功から若手男子プロへの提言があった。海外ツアーで上位にいくためにも、もっと自分らしさをアピールせよとのこと、その真意とは。
個性的な選手が多かった80、90年代
昨年3月に日本ゴルフツアー機構(JGTO)会長の座を降りた青木功。ちょうど1年経ったが、同ツアーのことはやはり気になるようで、3月7日に行われた「文化功労者顕彰を祝う会」の前に、報道陣に対して自分なりの若手男子プロに対する考えを明らかにした。
「我々の時代は自己アピールじゃないけど、自分勝手な選手が多かった。今の選手はおとなしすぎると思うし、もうちょっと自分をアピールしてもいいんじゃないかな」

確かに、コンプライアンスが今ほど重視されていない80、90年代は個性的な選手が多く、トーナメント中も強気なコメントをする選手が少なくなかった。メディアもそういう選手を積極的に取り上げ、ジャンボ尾崎のようにニックネームをつけたり、青木、尾崎、中嶋常幸の3人をAONと呼んだ。
翻って現在の男子ツアーを見ると、ニックネームで呼ばれる選手もいなければ、AONと呼ばれる存在もいない。もちろん、個性的な選手もいるのだが、表立って目立つことを避けているように感じられる。
実際、SNSで発信して炎上した選手もいるだけに、なかなか自己アピールすることも容易ではないのは確かだ。ただ、青木がいう自己アピールとは、ゴルフに対する取り組み方にある。
「昔は他の選手のスイングや打ち方を見様見真似で試して、こういう打ち方をするとこういう球が出るんだと理解していた。今はインストラクターの指導がないと思いどおりの球を打てない選手が多いよね。そういう枠からもっとはみ出してもいいんじゃないかな」
要はコーチに100パーセント頼るのではなく、自分自身でもゴルフを研究してプレーに個性を出したほうが、最終的に好結果につながるといいたいのだ。
「いろんなものに対して闘争心を見せて欲しい」
「松山英樹にしても、セカンドショットやアプローチなど得意なものを持っている。タイガー・ウッズもアプローチとパットが得意だったからね」
青木自身も米ツアーに挑戦した当初は、飛距離の面で劣っていたが、まったく気にならなかったという。フェアウェイにさえボールを運んでおけば、3番ウッドでもグリーンに乗せる自信があったからだ。
「グリーンに乗せてしまえばパッティングは自分のほうがうまい。たとえグリーンを外してもアプローチを直接入れればいいんだからね」と、以前語っていた。
青木がアプローチに対して自信を持っていたことには裏付けがある。どのクラブでどこにボールを落としたらどれだけ転がるのか、こういう芝のときはどういう打ち方がいいのか、風や湿度がどれぐらい影響するのかなど、様々な角度からショートゲームを研究していたのだ。
「ピンに寄せるだけならそこまでしないけど、自分は本気でカップインさせるつもりだったからね」
当時、ジャック・ニクラスが「100ヤード以内のゲームは青木が世界一」と評していたが、そんな個性的で強い選手が松山以外にも出てきてほしいものではある。
幸い、ここ数年で海外ツアーに進出する若手も増え、優勝も飾っているが、現状に青木は満足していない。
「今以上に高い目的意識を持ち、他の選手ができるなら自分もできると考えるなど、いろんなものに対して闘争心を見せて欲しい」
青木がよくいうハングリー精神を感じさせる選手の出現、自分の型をつくり、海外でもその型を貫き通す選手の出現が待ち遠しいところだ。
「悔しいが、現段階では女子のほうがそういう選手は多い。男子もインストラクターともめるぐらい自分の考えを表に出せるようになれば、海外でもっと活躍できると思うよ」
青木が指摘するように、自分らしさをアピールできる選手が1人でも多く出てくることが、海外で活躍や国内男子ツアーを盛り上げるきっかけになるのではないか。
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