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- ヤーデージブックは値段も内容も全然違う!? 意外と知られていないシニアはOKでレギュラーツアーではNGな行為とは?
失礼ながら、知らない、聞いたこともないブランド名のレーザー距離計があふれるネット販売。1万円未満の格安なものから、本当にその性能が付いているの? と言いたくなる表記のものまで多種多様。今回は、メジャーブランド以外のレーザー距離計に注目してみました。
シニアよりも割高なレギュラーツアーのヤーデージブック
シニアツアーを主戦場としながら、国内男子ツアーにも数試合出場している手嶋多一プロ。同じゴルフトーナメントでありながら、実は両ツアーにはルールの違いがあるといいます。そこで、今回はどのような点が異なるのか聞いてみました。
※※※
国内男子ツアーとシニアツアーにおけるルールの違いはいくつかあります。まず、グリーンリーディングブックの使用を認められているかどうかです。

グリーンリーディングブックとは、グリーンとその周辺の形状や起伏、スピードなどについて詳細に書かれたメモのことで、以前はヤーデージブックに掲載されていました。ところが、22年にR&AとUSGAが使用を制限。男子ツアーでは早速、使用が禁止になったんです。
あくまでもローカルルールなので、当時は国内女子ツアーとシニアツアーでは使用を認められていましたが、24年から女子ツアーでも禁止に。シニアツアーだけが今でも使用を認めています。
選手にもよりますが、自分の場合はホールの形状よりもグリーンの傾斜などのほうが気になるので、男子ツアーに出場したときは結構大変でしたね。ただ、一つ疑問に思うのが、グリーンの情報が掲載されていない割には、値段が割高なことです。
シニアツアーではグリーンの情報が掲載されていても3000~3500円ですが、男子ツアーでは4000~4500円なんです。もう少し安くてもいいかなとは思いますね。なので、知っているコースをラウンドするときや、さほどアップダウンがないようなコースでは、ヤーデージブックを買わずにラウンドすることもあります。
シニアツアーではたとえ同じコースでもグリーンの情報が掲載されているので必ず購入します。試合が終わっても保管しておく人もいますが、自分はすぐに破棄します。保管してもどうせ見返すことはないですし、性格的に貯めることが苦手なんですよね。
シニアなら高低差を測らなければレーザー距離計はOK
シニアツアーと男子ツアーでは、レーザー距離計の使用についても違いがあります。シニアツアーでは高低差を計らなければ使用は認められています。男子ツアーでは原則禁止ですが、セルフプレーでラウンドする選手ならばOKという試合もあります。また、試合によってはプレー時間短縮の目的で出場選手全員がOKということもありました。
自分の場合は、シニアツアーで使い慣れているので、男子ツアーに行くと不便さを感じますね。ヤーデージブックを見ると、グリーンまでの距離の起点がスプリンクラーになることが多いのですが、そのスプリンクラーを探すのが意外と大変だったりするからです。たとえ見つかっても、そこからボールまで歩測しなければならず、余計な作業が増えますよね。
レーザー距離計を使えるときは一発でピンまでの距離が分かるので、確かにプレー時間の短縮にはなることは間違いありません。
最近では一般アマチュアの方も使用する姿をよく見ますが、ツアープロの場合はブッシュネル派が圧倒的に多いですね。高価ではありますが、レーザーがピンにしっかり当たってくれますし、距離の表示が出るのが速くて正確なところがいいんだと思います。自分もブッシュネル派ですが、ズボンのポケットに入るぐらいの軽くて小さいものがあればすぐにでも買い替えたいです。
以前、男子ツアーのある大会で自分と一緒に回っている選手が、キャディーさんがいるにもかかわらず、レーザー距離計を使用していました。本人は大会関係者に確認してOKだと思っていたらしいのですが、ふと見るとしっかり計測しているではありませんか。
ボクが気づいたのは2日目でしたが、1回だけの使用なら2ペナで済むものの、2回以上の使用だと失格になります。聞けば初日から使用していたというので、その選手は失格になってしまいました。本人に悪気がなかっただけにかわいそうですが、ルールなので仕方がないですよね。
手嶋多一(てしま・たいち)
1968年10月16日生まれ、福岡県出身。15歳で日本オープンで予選通過するなど、ジュニア時代から活躍し、“九州の怪童”と呼ばれる。米国留学を経て93年に国内男子ツアーでプロデビュー。日本オープン、日本プロなどツアー8勝を飾る。07年には欧州ツアーにフル参戦している。現在はシニアツアーを主戦場にしながら、男子ツアーにも数試合出場している。ミズノ所属。
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