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- 「動かしますよー!」のひと声が大事 ゴルフカートの運転で注意すべき作法4選
今やラウンドには欠かせない存在になったゴルフ場の乗用カート。若い世代のゴルファーには歩きのラウンドなんて考えられないという人も多いと思います。とても便利なカートですが、運転する際にはいろいろな注意が必要です。
安全はもちろん接待での粗相を避けるためにも
初心者のうちはクラブを2~3本持って走り回ることが多く、なかなかゴルフカートの運転まで手が回らないものです。しかし、上司とのラウンドや接待ゴルフでは、あなたがその場において目下の立場の場合、人にカートの取り回しを任せきりなのも気が引けます。プレー進行のためにも無理は禁物ですが、それなりにゴルフの技量がついてきたら、積極的に運転を買って出たいもの。
しかし、ゴルフカートの運転を任された際には注意が必要です。特に接待ゴルフでは粗相をしないよう、それ以上に同伴者の安全を確保するために、最低限の注意点だけはしっかりと押さえておきましょう。
1.カートを動かす際は必ずひと声かける
全員がきちんと乗り込んでいないのに、いきなりカートが動き出すととても危険です。
同乗者が乗り込んだことを確認するため、運転手は「カート動かしますよ」「全員乗りましたか?」とひと声かけてから運転することが重要です。
また、一般的なゴルフカートには人感センサーは搭載されていないので、リモコン操作の際にはカート道に人がいないことを確認してから、リモコンのスイッチを押すことを心がけましょう。
2.自動車同様に安全運転を心がける
言うまでもないことですが、ゴルフカートも自動車の運転同様、スピードを出しすぎないこと、急発進・急ブレーキを控えるなど、安全面に気を配りましょう。
ゴルフカートで転倒し、怪我をしてしまったり、カートを破損させてしまったりといった事例は、大変多くあります。その中でも特に多いのが、下り坂でスピードを出してしまい、カーブを回りきれずに転倒したという事例と、段差を乗り越える際に勢いがつきすぎてカートから放り出されてしまった、というものです。
リモコン式で自動走行してくれるカートは、下り坂などはゆっくりと速度を落としてくれたり音を出したりすることで、乗客に注意を促してくれます。しかし、自走式のカートは、運転手が周囲に気を配っていなければなりません。
ゴルフカートは大変便利ですが、一つ間違えれば危険なものです。同乗者の安全性を考えた運転を心がけましょう。
3.同伴者がプレー中の運転は控える
相手がプレーしているときにカートを動かすと、カートが視界に入ってきたり、運転するときの音が気になってミスショットにつながりかねません。
打者が遠い場合は気にしなくても良いですが、すぐ近くにいる場合はタイミングに配慮する必要があります。同伴者のためにも、プレーが終わってから移動するように心がけることが大切です。接待ゴルフの場合には、特に注意しましょう。
4.指定された停止位置にカートを停める
ティーイングエリアやグリーン横には指定のカート停止位置があります。特にグリーンサイドの停止位置は、自分の組がホールアウトして後ろの組が打ってきた際に、グリーンを外した球が飛んできにくい位置を考慮して指定してあります。面倒くさがらず所定の停止位置にカートを停めるようにしましょう。
セカンド地点等では、カート道のすぐ横でショットを打つ場合、ボールがカートに当たらないよう後方で待機したほうが良いでしょう。しかし、常に後方で待機させていると、プレーを遅らせる原因となってしまいます。邪魔にならない場合は、打者より前にカートがあっても問題ありません。安全に留意し、様子を見ながら適度にカートを前進させ、プレーをすると良いでしょう。
※ ※ ※
カートのマナーに関しては明確な原則がありません。しかし、同伴者への配慮はゴルフ全般のマナーであり、カートの扱いにおいても共通しています。心にゆとりを持ち、周囲に気を配りながらラウンドできると接待ゴルフでも良い印象を持たれるでしょう。
最後に強調しておかなければならないのは、ゴルフカートは公道を走るわけではないので原則的には運転免許証は必要ありませんが、多くのゴルフ場が免許を持たないゴルファーの運転を禁じていること。それだけカートの運転には危険が伴い、ときには凶器にもなりえるということです。そのことを肝に銘じて安全第一での運転を心がけましょう。
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