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- 「ストローク軌道」を目視できるから修正が簡単!? マーカー型パット練習器具「LASER STROKE」を試してみた
マーカーのような形の練習器具をパターシャフトに装着するだけで、方向性や再現性、リズム感を意識した練習ができるという「LASER STROKE」。早速、ゴルフイラストレーターの野村タケオさんに試してもらいました。
キレイな発色でストローク軌道を目視できる練習器具
みなさんこんにちは、ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。みなさんはラウンド中にどんなマーカーを使っていますか。
最近は、鮮やかな半透明のアクリルマーカーを使っている人を見かけますよね。あのマーカー遠くからでもよく見えるので、かなり使いやすいんです。
そんなキラキラマーカーを販売しているTRONさんから「LASER STROKE」というパットの練習器具が販売されているのですが、マーカーとしても使えるし、練習もできるというなかなかのスグレモノなんです。どんな練習ができるのか使ってみました。
僕が今回使ってみたのは、マーカーとしても使えるパット練習器具の「LASER STROKE(レーザーストローク)」。見た目は丸いアクリルのマーカーにU字の切れ込みが入ったような形で、マーカーと同じくとても発色のいい半透明のカラーで目立ちます。
そして2つの小さい切り込みもあって、そこにマーカーと同色の輪ゴムがかけられています。実はこれ、キラキラのアクリルマーカーを流行らせた「TRON GOLF」さんが作っているんです。どうりで発色がよくてキレイな仕上がりだな、と思いました。しかし、これでいったいどんな練習ができるのでしょうか。
まず使い方としては、大きい切れ込みの部分をパターのシャフトにはめ込みます。グリップの少し下のあたりならば、ギュッと押し込めばきっちりとはまり込み固定されます。その部分よりも細いところに装着したいときには、付属の輪ゴムを小さい2つの切込みにかければ、かなりシャフトの先の方にも固定することができます。
シャフトに「LASER STROKE」が固定できれば、あとはストロークするだけです。すると、視認性の高い「LASER STROKE」の残像効果で、ストロークの軌道が浮き上がってくるんです。
なかなか自分のストローク軌道ってわからないのですが、これだとどう動いているのかがわかるということなんですね。パットの極意は、方向性・再現性そしてリズムといわれたりしますが、この「LASER STROKE」を使うことで、それらを意識した練習ができるということなんです。
装着場所を変えるだけで苦手箇所を克服できる
さっそく使ってみました。シャフトへの装着はめちゃ簡単。ストロークをしてみると、たしかに「LASER STROKE」から放たれる光の残像効果で自分のパターがどう動いているのかがとてもわかりやすい。
連続素振りとかをしてみると、どんどんテンポも軌道も安定してくる感覚があります。これはただパターを振っているだけでは感じられないことですね。
もちろん「LASER STROKE」を付けたまま実際にボールを打つこともできます。「LASER STROKE」の動きを意識しながらストロークすると、パターの動きがとても安定する感覚がありますね。
そして「LASER STROKE」を付ける場所を変えることで、意識する部分を変えることができるんです。手元側の動きを意識したい人は手元に近い部分に装着すればいいし、ヘッドの動きを意識したい人は、シャフトの先の方に装着すればいいんです。シャフトの真ん中あたりに装着すれば、シャフト全体の動きを意識できます。
僕の場合、少し手が動かない時があるので手元側に装着して練習するのがよさそうでした。ヘッドが出ていかない人とかは先の方に装着するといいかもしれませんね。ストロークが不安定な人は手元側か真ん中あたりに装着すると、安定したストロークの練習によさそう。
あるレッスンプロがいっていたのですが、パッティングの時ってフェース面を意識する人が多いじゃないですか。そうではなくて、バランスポイント(指の上に乗せてクラブのバランスが取れる場所)を意識してストロークするのがいいそうです。
ってことで、早速バランスポイントを探して、そこにつけてみました。意外とヘッドに近い位置ですが、そこに「LASER STROKE」をつけてストロークしてみると、なるほど結構スムーズにヘッドが動くような気がします。また、インパクトを考えなくなることで、手が変な動きをしなくなりますね。
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