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- 16万5000円でも安く感じる高性能! フライトスコープ「Mevo Gen2」を使って分かった「自分用弾道測定器」の重要性
弾道測定器を利用したことがあるゴルファーは多いと思いますが、自分で所有している人はまだまだ少数派です。個人向けの弾道測定器で有名なフライトスコープから最新モデル「Mevo Gen2」が登場したというので、早速ゴルフイラストレーターの野村タケオさんに試してもらいました。
驚くほど正確な数値が出る「Mevo Gen2」
ここまでの準備ができたら、あとはボールを打つだけで勝手に計測値や弾道がデバイスの画面に表示されます。打ってから数値が表示されるまでの時間も短く、テンポよく打てるところもよかったです。
肝心の数値もかなりいい数値が出ています。今まで散々いろいろと計測してきたので、自分の平均的な数値はわかっているのですが、ほぼその数値が出ます。ヘッドスピードが少し厳しいかな、と感じるのはどの計測器でも一緒なので、これが僕の本当の数値なんでしょうね。

弾道の画面は斜めからの画像もあるし、弾道高さがわかる真横からの画面もあって、簡単に切り替えることができるようになっています。
そして屋外の練習場やコースでも使ってみました。セッティングの手順は室内の時と同じ。屋外では特にカメラ画像で目標方向をセットできる機能がとても役立ちますね。屋外で計測するときはボールに金属ステッカーを貼る必要はありません。
ボールを打ってみると、室内で打った時と同じようにすぐに計測数値が出ます。弾道も出るのですが、これが本当に実際に飛んでいるボールと同じなんですよ。高い球なら画像も高弾道になっているし、軽いドローが出た時には画像でも軽いドローになっている。これはしっかりと弾道を計測器が追ってくれているということなんでしょうね。
もちろん短い距離のアプローチなんかもしっかりと計測してくれます。アプローチだと飛距離はもちろんのこと、スピン量なんかもとても参考になります。

コースでの計測では、なんと会心の当たりが出てめちゃ飛んだんです。ホームコースだったのでよくわかるのですが、これは250ヤード近く飛んでるよな~という当たり。で、計測の数値を見てみると、キャリー236.2ヤードでランを込めたトータル飛距離が259.4ヤード、ボールのところに行ってGPS距離計で計測した数値は253ヤードでした。
ランの数値は計算値なので、これは僕の感覚と実測値、「Mevo Gen2」の数値がほぼ一致したといってもいいでしょうね。弾道も軽いドローだったので、本当にこの計測値には驚かされました。
今回「Mevo Gen2」をいろいろと試しましたが、その手軽さと数値の正確さには驚かされました。これなら普段行っている練習場に持ち込んでも簡単に計測できるので、練習の効率が上がると思います。最近のクラブにはウエート調整やネックのカチャカチャなんかもあるので、試打して自分に合うセッティングも見つけやすいですよね。
シャフトフィッティングにも最高だと思います。コースや練習場に持ち出しでも充電式で6時間ほど使えるそうなので、バッテリーを気にせず使えるとこともいいと思いました。
これでお値段が16万5000円(税込み)ということなので安い買い物ではありませんが、機能を考えれば十分にお買い得なんじゃないでしょうか。気軽に弾道を計測して上達したいと思っている方にはかなりオススメな弾道計測器だと思いました。
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