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- パットは40未満、OBは4発以内――数字で分かる「100切り」達成の現実ラインとは?
ゴルファーの大きな壁「100切り」。必要なのは40パット未満、OB4発以内、パーオン率20%以上という具体的な数値目標だ。スコアを数字で分析し、効率よく100切りを目指す方法を解説する。
スコアから見る「100切り」の方法
ゴルフを始めて、多くの人にとって絶対的な壁となるのが「スコア100切り」でしょう。100切りはアマチュアゴルファーにとって大きな目標であり、一つの目安でもあります。数か月で達成する人がいる一方、10年以上かかってもなかなか達成できない人もいます。今回は、100を切るために必要なパット数やパーオン率など、スコアの数字から見た100切りの方法をお伝えします。(文/クラブフィッター・石井建嗣)
まず、100切りとは18ホールを100打未満でラウンドすることを指します。多くのゴルフ場ではパー72に設定されているため、全ホールをボギーで回ればスコアは90になります。一方、すべてダブルボギーだと108。単純計算では、半分をボギー、半分をダブルボギーで回れば「99」となり、100切りは達成できます。

しかし実際のラウンドでは、パーが取れるホールもあれば、トリプルボギー以上を叩くこともあり、決して机上の計算通りにはいきません。そのため、100切りはアマチュアにとって簡単な目標ではないのです。
ある調査によると、1回でも100切りを達成したことがあるゴルファーは全体の約4割といわれています。これがアベレージで100を切っているゴルファーとなると、3割以下まで下がります。普段90台で回っている人でも、少し歯車が狂うとすぐに100を超えてしまうのは、決して不思議なことではありません。
スコアの4割を占める「パット数」が最重要ポイント
ここからは、具体的にどうすれば100を切れるのかを見ていきます。まず注目したいのが、スコアの中で大きな割合を占めるパット数です。パット数は「スコアの約4割」といわれており、100を切るためには40パット未満が一つの目安になります。
18ホールすべて2パットなら36パット。仮に1パットが一度もなければ、39パット以内に収めるためには3パットは3回までしか許されません。ショット練習に比べてパッティング練習の時間が少ないゴルファーが多いことを考えると、決して簡単な数字ではありません。
次に重要なのがOBの数です。目安としては、ティーショット、セカンドショットを含めて「4発以内」に抑えたいところです。ティーショットでOBを打つと、その後がうまくいったとしても、いわゆる“OBパー”となり、ダブルボギー以上になる可能性が非常に高くなります。
ティーショットが不安なホールやOBのリスクが高い場面では、無理をしない判断も100切りには欠かせません。
パーオン率20%とアプローチ力が100切りを近づける
続いてパーオン率です。目安は20%以上、18ホール中で4ホール以上のパーオンを狙いたいところです。パーオンとは、規定打数より2打少ない段階でグリーンに乗せること。パー4なら2打、パー5なら3打、パー3なら1打でグリーンに乗せればパーオンとなります。
パーオンすればパーのチャンスが生まれ、仮に3パットしてもボギーで収まります。4ホール以上でパーオンできれば、100切りは一気に現実味を帯びてきます。
最後に重要なのがアプローチです。数値化しにくい部分ではありますが、パーオン率が低いアマチュアゴルファーにとって、スコアメイクの要になります。寄せワンを狙う必要はありませんが、チャックリやシャンクといった大きなミスは避けたいところです。そのためにも、ランニングアプローチなど、成功率の高い打ち方を身につけておくことをおすすめします。
このようにスコアを数値化して振り返ることで、自分の弱点が明確になります。弱点が分かれば、練習すべきポイントも自然と見えてきます。
100切りを目指しているものの、「何から練習すればいいか分からない」という人は、まずラウンド中の自分のプレーを数字で振り返ることから始めてみてください。
【解説】石井 建嗣(いしい・たけし)
香川県丸亀市で「ゴルフショップイシイ」を営むクラブフィッター。フィッター界の第一人者である浅谷理氏に師事し、クラブ&パターフィッター、TPIインストラクター、ゴルフラボ公認エンジニアの資格を持つ。ゴルフはHDCP「9.9」の腕前だが、自身のプレーより他人のクラブを“診る”ことに喜びを感じる職人肌。出演するYouTubeチャンネル「ズバババGOLF」では軽快なトークで人気を集める。
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